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林業の再生に向けた森林の資源化について(令和4年5月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002182104 更新日:2022年6月28日更新

ご提言の内容

 地域の森林が放置され荒れ放題となっています。伐採の時期に差し掛かった樹木を有効に活用するため、市場の需要に対応した建材等の商品にするなど県が主導して森林の資源化に取り組んでもらえないでしょうか。

回答

 手入れがされず荒廃した森林は、土砂流出防止や水源かん養など森林の持つさまざま機能を発揮できない恐れがあります。このため、現在、市町村では、荒廃森林の把握や所有者への意向調査を行っており、所有者が管理できない森林については、市町村が間伐等により整備する取組も進めています。
 また、担い手の確保や木材利用拡大も進めており、県では防災面など公益的機能の発揮と林業振興に向けて、市町村への支援を強化しているところです。
 一方で、伐採されずに放置された高齢級林分の資源化については、伐採時期に差し掛かった森林資源のうち大径化した木材(丸太の直径が30センチメートル以上)を活用するため、昨年度構築した大径材ビジネスモデルの活用による木材加工施設の導入を進めていきます。
 さらに今年度から、伐採により増加する大径材の販路開拓に向け、大径材から生産した製材品のサンプルを県外大消費地のプレカット工場等に提供し、製品の評価を実施することにより、外材を使用する工務店等の県産材への転換を促進しています。
 このような取組により、「伐って、使って、植えて、育てる」循環型林業の確立を進めていきます。

この回答に関する問い合わせ先

農林水産部 林務管理課・林産振興室

Tel:097-506-3812


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