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ジビエ料理の推進について(令和4年12月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002190210 更新日:2023年1月17日更新

ご提言の内容

 害獣として駆除された鳥獣の多くがそのまま焼却処分されているのは何とかならないのでしょうか。需要と金額の折り合いなど諸問題があると思いますが、食べることによる供養があると思います。もっとジビエの問題を取り上げてみてはいかがでしょうか。

回答

 捕獲した有害鳥獣の利活用の推進は、農林作物への被害軽減に向けた捕獲促進や地域資源としての有効活用等を図る上で重要です。特に本県はシカやイノシシの捕獲頭数は約7万頭と全国2位となっており、県では、ジビエの利活用対策を県鳥獣被害対策の4つの柱((1)予防対策(防護柵設置等)、(2)捕獲対策、(3)狩猟者確保対策、(4)獣肉(ジビエ)利活用対策)の一つとして位置づけ、その推進に取り組んでいるところです。
 県内の獣肉処理施設数は33施設と一定の供給体制が整う中で、ジビエの利活用推進に当たっては、その需要拡大が喫緊の課題となっています。
 このため、県内ジビエの消費拡大に向けて、ジビエグルメマップを作成しマップを活用したスランプラリーや農林水産祭へのジビエの出店支援を行うとともに、JR大分駅前でのジビエ試食イベントなどを開催し、ジビエの普及促進を図っています。
 また、学校給食へのジビエ利用も進めており、令和3年度は県内201校に4.5万食(鹿肉のミートスパゲッティ、猪肉のカレー等)を提供し、県内の子ども達にジビエに親しんでもらいました。
 加えて、令和3年度からは、ジビエを取り扱う料理店舗の増加を目的に、料理人向けのジビエ料理実演セミナーや、新規にジビエを取り扱う店舗へのジビエ食材の一部提供といった支援を実施しています。
 県では、これらの取組などを通じ、今後ともジビエの利活用推進に取り組みます。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部 森との共生推進室

Tel:097-506-3876


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