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知的障害者支援活動について(令和4年8月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002190166 更新日:2022年9月20日更新

ご提言の内容

  知的障害者がさらに活躍できる環境づくりはできないでしょうか。例えば「クロスチーム」という団体では、知的障害者とプロのデザイナーによるデザインを普及させる理念のもと、新しい職業を創ろうとしています。太陽の家や車イスマラソンなど、長く障害者の活躍を支援している大分県がこのような理念を参考に、新しい動きを始めてみてはいかがでしょうか。

回答

 県では、知的障がい者の企業等への一般就労促進や、スポーツ・芸術文化活動等の支援を通じて経済的自立や社会参加の推進に取り組んでいます。
 芸術文化活動の面では、「おおいた障がい者芸術文化支援センター」で障がい者アーティストの作品等の販売、二次利用、商品化等に関する相談対応やネットワークづくりを行っており、企業等からCSRやSDGsに基づく障がい者との協働に関する相談も年々増加しています。センターが障がい者アーティストを紹介してビジネスマッチングに至った事例もあります。
 具体例として、大分銀行の地域商社である「Oita Made」では、福祉施設が作ったオリジナルチョコレートを障がい者のアート作品をデザインした小箱でパッケージして販売しました。また、明治安田生命相互保険会社大分支社は、営業で使用する紙バッグにアート作品をデザインし、著作権料を支払っています。
 ご提言にある、障がい者と専門家との共創によるビジネス機会の創出とは異なる内容ではありますが、障がい者の芸術文化活動を企業等と連携して収益化することは社会参加を促進する上で重要ですので、今後もこのような事例が数多く生まれるよう取り組んでいきます。

この回答に関する問い合わせ

福祉保健部 障害者社会参加推進室

Tel:097-506-2726


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