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県産乾しいたけの販売力強化について(令和4年8月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002190170 更新日:2022年9月20日更新

ご提言の内容

  乾しいたけの売上げ結果を見たとき、販売ルートに厳しさがあると思います。生産者から消費者への個別販売を大胆に展開するのはいかがでしょうか。

回答

 県の乾しいたけ生産者の出荷先は、令和2年実績で大分県椎茸農業協同組合や民間市場、仲卸業者等が全体の96%を占め、生産者による直接販売は4%です。
 乾しいたけは栽培環境等により大きさや形状等が異なるため、量販店や贈答用等の消費者ニーズに応じた規格品を安定的に揃えることが、個人単位では困難であり、安定的な出荷先を確保するためには規模拡大やグループ化が必要です。このため、県では大分県椎茸農業協同組合と連携を図り、販売力強化の取り組みを進めています。
 一方で、ご提言の生産者による直接販売は、消費者ニーズの把握や生産者の思いを伝え信頼関係を築けるなどのメリットがあります。県では、生産から販売までの企業的経営を行う生産者の育成も推進しており、直売所やインターネットによる直接販売等に取り組む生産者への個別相談等に対応するほか、県で定期的に開催している農業経営力の強化に向けた研修会を紹介するなどの取組を行っています。
 また、令和2年には減少傾向にある家庭消費量を改善するため、新ブランド「うまみだけ」を立ち上げ、味や香りの特徴に応じた品種別の販売を開始しました。県では「うまみだけ」の取扱認定を受けた業者や生産者を対象にイベントの情報提供や販促資材の提供等、販売促進の取り組みを支援しており、引き続き、様々な消費者ニーズに応じた取り組みを進めていきます。
 今後とも、生産者や県内市町村、関係機関と一体となって、積極的に椎茸振興を進めていきます。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部 林産振興室

Tel:097-506-3834


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