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ゼロエミッションの取り組みについて(令和5年3月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080026 更新日:2023年4月24日更新

ご提言の内容

 様々な自治体で、カーボンニュートラルやゼロエミッションの取組をされている記事を目にします。特に徳島県上勝町の取り組みは先進的だと思います。上勝町のごみリサイクル率は81%で、過疎地域のごみ焼却施設のあり方のお手本となるため、町外からの視察者も多く、地元の観光振興にもつながっていると思います。
 大分県でも、上勝町のような先進的な取り組みを行っていればもっと情報発信すべきですし、検討中であれば、県外から人を呼び込むような取り組みを期待しています。大分県のカーボンニュートラルやゼロエミッションの取り組みを教えてください。

回答

 県では、「第5期大分県地球温暖化対策実行計画」に基づき「温室効果ガスの排出削減対策の推進」「エコエネルギーの導入・利用促進」「吸収源対策の推進」の3つを重点戦略として、2050年温室効果ガス実質ゼロを目指して取組を行っています。今年度は、新たに若い世代に向けての啓発を強化するため、「地球温暖化防止活動学生推進員」制度を創設し、県内大学生18名がオンラインで県外の学生推進員と交流するフォーラムを開催するなど情報発信を行いました。
 また、ご提言にあるごみのリサイクルを進めることも、ごみ焼却処分量の削減を通じて、温室効果ガスの排出量と吸収量をゼロにする「カーボンニュートラル」や廃棄物をゼロにする「ゼロエミッション」に資する、大変効果的な取組の一つです。
 家庭ごみのリサイクルは、その回収・処分を所管する市町村が、財政状況や焼却場の有無等、各地域の様々な事情を総合的に判断した上で実施していますが、ごみのリサイクルの実現には、ごみを排出する住民や企業の適切な分別・廃棄に対する理解や協力も必要となります。県内には、町民一人一人がごみ削減に努めている上勝町のような事例はありませんが、県としても、県外の先進的な取り組みを参考にしながら、ごみのリサイクル率の向上に努めていきます。
 今後も、2050年温室効果ガス実質ゼロを目指して、取組を進めていきます。

この回答に関する問い合わせ

生活環境部循環社会推進課

Tel:097-506-3122

生活環境部脱炭素社会推進室

Tel:097-506-3031


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