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寄藻川(2級河川)河道掘削などの河川維持のあり方について(令和5年3月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080038 更新日:2023年4月24日更新

ご提言の内容

 大分県は激甚化する水害に備えるため、2級河川である流域治水プロジェクト(防災計画)を策定しています。一方、2級河川である宇佐市の寄藻川については近年樹木(竹)等が著しく繁茂しており、特に橋津橋下流一帯の顕著であり、洪水時に流木が樹木等に引っ掛かり支障を招く恐れがあるのではないかと思っています。
 地域では土地の管理者への依頼に加え、数年前には樹木(竹)を伐採したこともありましたが、再繁茂により直ぐに元の状態へ戻るのが実情です。
 今後、災害シーズンを迎える前に河川の河道掘削などを行うことはできないでしょうか。
 また、流域治水プロジェクト(防災計画)による寄藻川河道内の樹木の管理および洪水時における流量の関係を説明してください。

回答

 近年激甚な水害が頻発しており、今後の気候変動による水災害リスクの増大に備えるためには、河川管理者等による治水対策に加え、あらゆる関係者(国、都道府県、市町村、住民等)により流域全体で水害を軽減させる「流域治水」へ転換することによって、効率的・効果的な安全度向上を図ることが必要です。
 このため、県では、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速させるため、二級水系における「流域治水プロジェクト」の策定を進めています。 
 寄藻川を含む北部地区の2級水系流域治水プロジェクトでは、氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策として、河道掘削や樹木伐採等に取り組むこととしています。
 個々の河川の状況は、職員による点検や巡視に加え、地域住民の方々からの情報提供や要望等により把握に努めており、川が氾濫し家屋浸水の恐れがある箇所など、緊急度や重要度を勘案しながら順次対策を行う箇所を選定しています。
 ご指摘の箇所の河道掘削については、現地の測量等を実施し、堆積状況を確認した上で、必要に応じて掘削を検討します。
 また、河川内の樹木は、洪水時に水の流れで倒れる竹や草などは、基本的には治水に大きな影響は及ぼさないと考えていますが、密集した樹木など治水に影響を及ぼすと考えられるものは、適宜伐採しています。
 引き続き、地元の皆様と連携して、河川の適切な維持管理に取り組んでいきます。
 なお、今後、ご心配な箇所がありましたら、管轄する宇佐土木事務所にご相談ください。

この回答に関する問い合わせ

土木建築部河川課

Tel:097-506-4597


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