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県内沿岸部における小規模河川の洪水対策について(令和5年6月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080083 更新日:2023年7月21日更新

ご提言の内容

 近年、豪雨による水害が県内でも多発しています。
 都市部の沿岸を流れる小規模河川では、豪雨時に満潮が重なると「氾濫危険水位」、「避難判断水位」に達することが増加しています。
 例えば、中津市の蛎瀬川という小規模河川は、護岸が古く、左右の高さが非対称であり、水害の際には耐え切れないのではないかと心配しています。
 同様の場所は県内の沿岸部の河川には多数存在していると思いますので、県下全域について護岸の点検や補修工事を進めていくべきではないでしょうか。

回答

 県が管理している河川延長約2,900kmのうち、増水により堤防が壊れ、水があふれる恐れのある区間約380kmにおいて年1回の点検を行っています。また5年に1回程度は、堤防の変状等を詳細かつ見落としなく確認するため、より詳細な点検を行っています。
 点検後は、「A:異常なし」、「B:要監視段階」、「C:予防保全段階」、「D:措置段階」の4段階で評価を行い、「D:措置段階」の箇所から優先的に補修や更新等の対策を実施しています。
 ご指摘の蛎瀬川の護岸の老朽化については、毎年度の点検により評価を行い、必要に応じて、補修や更新等の適切な対応に努めていきます。
 なお、護岸の左右の高さが非対称とのご指摘については、堤防の上面(一番高い所)の高さは、橋梁や道路、背後地高さ等の理由で、左右岸・上下流で違いがあります。
 しかしながら、出水時に水を流下させる部分(コンクリートブロックなどでできた護岸)の高さは左右岸で同じであり、所定の出水に対して必要な流下能力を備えています。
 蛎瀬川について、その他ご不安な点等は、所管する中津土木事務所までご相談下さい。
 河川護岸等の施設が必要な機能が発揮できるよう、今後も適切な維持管理に努めていきます。

この回答に関する問い合わせ

土木建築部 河川課

Tel:097-506-4600


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