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生成AIの利用について（令和５年９月回答）

印刷ページの表示ページ番号：0040080134 更新日：2023年10月24日更新

ご提言の内容

　最近、AIをビジネスや教育現場、企業などがそれぞれ導入し、事例も発表されています。大分県行政において、業務にAI技術を導入する取組はあるのでしょうか。現状と意向を教えてください。

回答

　生成AIは、インターネット上の膨大なデータを基に、自然言語に近い回答が得られることから、業務の効率化やサービスの向上に画期的な効果をもたらす可能性があります。一方で、機密情報が漏洩する危険性や、回答に誤情報や著作権侵害となる情報が含まれることもあり、利用上の懸念も指摘されています。
　県は、これまで生成AIを試験的に利用し、効果や課題について庁内で検証してきました。その結果、まずは生成AIを政策のアイデア出しや情報収集等、業務の補助として利用することが望ましいと考えており、現在、利用ルールの策定や職員研修の準備を進めています。
　先端技術を有効活用することは非常に重要と考えていますので、国内外での動向にも留意しながら、県行政において適切に利用していきたいと考えています。