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公共安全LTEについて(令和5年10月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080157 更新日:2023年11月21日更新

ご提言の内容

 災害現場等において公共安全機関が共同で利用する無線システム「公共安全LTE」の運用について、総務省は本年度中に自治体などを含めた実証実験をする予定だそうです。
 これから先のシステム実現に向けて大分県で提供できる機能について、検討している事例を教えてください。

回答

 地方公共団体、警察、消防、自衛隊等の公共安全機関は、それぞれ独自の通信手段を使っており、相互に情報交換を行うことが困難となっています。
 公共安全LTEは、そうした課題を解決するため、政府が推奨する携帯電話(LTE)技術を用いた公共安全機関が共同で利用する無線システムになります。
 この「公共安全LTE」に対応した公共安全機関専用のモバイルサービスを電気通信事業者である株式会社インターネットイニシアティブが2024年4月1日より提供を開始します。
 本サービスは、公共安全機関向けの専用設備で運用され、NTTドコモとKDDIの2回線に同時対応されているなど、災害時においても安定した通信が可能となっています。
 また、市販のスマホに専用のSIMカードを差し込むだけで使用できるため、平時は公用携帯電話としても使用できるものとなっています。
 各公共安全機関が本サービスを導入することで円滑な情報交換や現場の映像等を共有することができます。
 今後、総務省において、2023年度中に実証端末を一部の関係省庁や地方公共団体に配布し、アプリや各種機能の有用性の検証が行われることとなっています。
 県では、総務省の検証結果等を参考にしながら本サービスの導入について検討していきます。

この回答に関する問い合わせ

生活環境部 危機管理室

TEL:097-506-3166


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