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七島イの生産振興について(令和5年12月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080186 更新日:2024年1月16日更新

ご提言の内容

 七島イは世界農業遺産にも認定された農業文化で、日本で唯一国東半島のみで生産されています。しかし、現在その原料を作る生産者は高齢化しており、生産戸数もわずかな状況です。そのため七島イ栽培を担う若者の受け入れ・指導、機械化等の技術支援、兼業等での生活安定策等、多方面の支援を戦略的に行ってほしいです。また、国東や杵築だけでなく、かつて産地だった大分市などでの新規参入を視野に入れてはどうでしょうか。

回答

 七島イは国東半島宇佐地域世界農業遺産の地域を代表する地域ブランドですが、高齢化や機械化の遅れに伴い生産戸数は減少傾向にあります。
 そこで県では、生産の機械化、省力化を図るため、くにさき七島藺振興会が行う、い草色彩選別機の改良への支援を行うとともに、七島イの畳表および工芸品を国東半島宇佐地域世界農業遺産ブランド認証することで、PRに活用いただいています。
 近年では高級ホテルや旅館等でも使用され、ワークショップが開催されるなど注目されています。
 引き続き、大分市など他のエリアも視野に入れ、栽培者の確保や地域の要望に応じた生産体制強化に取り組み、産地の維持と生産性向上を図ります。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部 園芸振興課
​TEL:097-506-3655


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