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理系を目指す女子中高生を増やす取組について(平成31年7月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0012025671 更新日:2019年8月20日更新

ご提言の内容

 STEM(科学、技術、工学、数学)分野の職業で女性の占める割合が低いのは、教育現場や家庭での、ジェンダーバイアス(性的偏見)が原因とも言われています。
 女性の研究者や技術者の存在を知ることなどにより理系の女性が増えるかもしれないので、女子中高生が慣習や固定観念にとらわれずに未来の進路を選べるような、保護者を取り込んだ機会づくりを進めていただきたいです。

回答

 本県では、先進的な理数教育により人材育成を行う「スーパーサイエンスハイスクール」に指定された大分舞鶴高校、佐伯鶴城高校、日田高校の取組として、理数教育に関するカリキュラムの開発・実践に加え、地域の小中学校と連携した小中学生対象の科学実験教室や、大分大学男女共同参画推進室と連携した生徒・保護者に対する女性技術者や研究者による講演会などを実施してきました。
 平成22年度からは、大学・企業・教育委員会関係者をはじめ、県内高校(現在23校)で組織する大分スーパーサイエンスコンソーシアム(OSSコンソ)を立ち上げ、高校生の理数系教育への興味・関心の喚起に取り組んでおり、平成30年5月の科学特別講演会では、第一線で活躍する女性研究者を招いて、講演・参加した高校生との質疑応答を行ったところです。
 今後も、理系を目指す女子中高生の進路選択に資する学習機会の提供や、県内の大学等が実施する女子中高生の理系進路選択支援プログラムに関する周知に努めるとともに、児童生徒一人一人が自らの力で進路を選択していくことができるよう各学校段階におけるキャリア教育の推進に努めていきます。

この回答に関する問い合わせ先

教育庁教育改革・企画課


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