ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ご提言の紹介 > 運動・読書活動の推進について(令和2年1月回答)

本文

運動・読書活動の推進について(令和2年1月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0012025715 更新日:2020年2月18日更新

ご提言の内容

 スポーツ庁が小学校5年生と中学校2年生を対象に実施している全国体力テストで、昨年小学校5年生男子が調査開始から最低の記録となりました。スポーツ庁は最大の要因はスマートフォンなどの普及で子どもたちの運動時間が減少したこととみています。
 大分県は中学校2年生男子が過去最高3位となったことは喜ばしいですが、やはり運動場で遊び回る児童が少ないです。家庭に帰ればスマートフォンやテレビ、ゲームが待っており、どうしてもスポーツをする機会が少なくなっています。
 また、読書をする児童、生徒も激減しています。読書を通じた人格形成は大きな効果があり、家族と一緒に一冊の本を読破するのもよいのではないでしょうか。

回答

 令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査によると、本県の児童生徒の体力は、小中学生の男女いずれも高い水準にあります。
 しかしながら、運動実施時間については、全国と同様に減少傾向にあり、スマートフォンやゲーム、テレビなどの画面を見る「スクリーンタイム」の増加等が指摘される中、運動や読書に取り組む時間の確保が課題と捉えています。
 本県では、小・中・高全ての学校において、休み時間等を利用し、工夫を凝らした運動に全校の児童生徒で取り組む「一校一実践」により、運動の楽しさに触れながら習慣化・日常化につなげることができるようにしています。
 また、読書活動に取り組むことは、児童生徒が言葉を正しく学び、表現力を高めるとともに、感受性を磨くことで創造性豊かに成長するために必要不可欠なものと考えています。
 現在、親子での読書の一助となるように小学生へ「読書日記」を配布するとともに、学校では親子読書や一斉読書に取り組んでいます。さらに、小学生を対象とした読書リーダーとなる「子ども司書」の育成や、中学・高校生を対象とした、おすすめの本を書評するゲーム「ビブリオバトル大会」を開催し、児童生徒の読書習慣の定着を図っています。
 今後も、「知」「徳」「体」の調和の取れた健やかで心豊かな子どもたちの育成を目指していきます。

この回答に関する問い合わせ先

教育庁体育保健課


ご提言の紹介