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県民ひろば “がん”について、考えてみませんか?
20年以上にわたって死亡原因の第1位であり続けている「がん」。
がんにより死亡する人は日本国内で年間30万人を超え、がんになる人は
年間64万人にも上ります。
「2人に1人はがんになる」そんな時代を迎えた今、がん対策は誰もが
考えなければならない問題ではないでしょうか。
がん検診の目的は、早期発見、早期治療により命を救うことです。
症状が現れてから受診をした場合、進行したがんが見つかることが多く、
臓器によっては治すことのできない場合が多くなります。がん検診は症状のない健康な人を対象として
いるため早期がんを発見する可能性が高くなり、結果として救命率の向上につながると考えられています。
上記のグラフは、がんのステージ別の5年生存率を示しています。
(1)Stage1(早期がん)で治療を受けた場合は5年生存率は100%に近く、
早期に発見できれば生存率が大きく向上することが分かります。
がん検診は各市町村で無料もしくは少額の負担で実施されて
います。対象年齢や受診間隔などの詳細は市町村により異なる
ことがあります。 詳しい内容や実施時期については、お住まいの
市町村窓口にお問い合わせください。
問 健康対策課
電話 097-506-2666