ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 企画振興部 > 広報広聴課 > 第33回国民文化祭・おおいた2018 第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会

本文

第33回国民文化祭・おおいた2018 第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会

印刷ページの表示 ページ番号:0002035392 更新日:2018年7月31日更新

タイトル  

今年、国民文化祭と同時開催となる国内最大の障害者芸術・文化の祭典「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」。今回は、県内初開催の本大会に「切り絵作家」として参加される中島さんにインタビューしました!

  中島さん

【出演者】 中島眞一さん(切り絵作家)

今大会にはどのような形で参加を?

 おおいた大茶会盛り上げ隊として、一年前イベントなどに参加し、各地でPR活動を行っています。また、大会期間中は、県内各地の様々な作家が参加する「元気のでるアート!」の皆さんと一緒に「まちなかアート!」に出展する予定です。「まちなかアート!」では、大分市中心部の商店街にご協力いただき、各店舗で作品の展示を行いますので、ぜひ多くの方々に見てもらって『元気』になってもらえたらなと思っています。

威風堂々

         「威風堂々」

県内初開催となる全国障害者芸術・文化祭。期待することは?

 今大会は、「おおいた大茶会」というテーマのもと、子どもからお年寄り、障がいのある方ない方、外国の方も含め、誰もが参加し楽しむことができる文化祭です。この機会に、私たちの活動や作品を県内外の多くの方に知ってもらいたいです。また、現在行っているワークショップなどの活動は「続ける」ことが何より大事です。今大会が、一過性のものではなく、将来に繋がっていくきっかけになればと願っています。

 欲を言えば、県内の美術館などで、障がい者アートが展示される機会が今後増えていけば、こんなに嬉しいことはないですし、作り手の皆さんも創作活動を継続していきやすいのかなと思います。

「切り絵」を始めたきっかけは?

 中学生の頃に、地元の夏祭りで、書道紙に絵を描いて、灯篭を作り、その出来映えを競うという企画がありました。どうすれば目立つかなと考え、他の人がいろんな色を付けるなか、あえて「白」と「黒」のみで制作し、優勝することができました。評価されたことも嬉しかったですが、元々絵を描くのは好きでしたし、当時の発想が今の作風にもつながっています。

中島さんの創作風景

作品へのこだわりは?

 切り絵は、「風景」や「動物」など、作家によってモチーフは様々ですが、私は「人」をモチーフにするのが好きです。写真を基に制作するのですが、モチーフの中でも「人」の写真は、漫画等に比べ、陰影が現れにくいため、表現するのが難しかったりします。また、切り絵は、影を出すため、表情が少し怖くみえることがあり、依頼主から作り直しを求められることもあります。しかし、難しいモチーフや依頼であればあるほど、創作意欲が湧きますし、何より作っている時間が本当に楽しいんです!今はちょっと忙し過ぎますが(笑)

お馬さんと 大好き

    「お馬さんと」                        「大好き」