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大分県の特産品(ハウスみかん)

印刷ページの表示 ページ番号:0000250550 更新日:2012年2月29日更新

大分県の特産品ハウスみかん
ハウスみかん

1.いつから生産され始めたの?

「大分県でハウスみかんの栽培が始まったのは、1970年頃からなんだよ。」

    大分県のハウスみかんは、今から30年以上前の1970年頃、杵築市の農家が始めました。当時は栽培方法も充分にできあがっていなかったため、失敗も多く、みんな大変苦労をしました。しかし、技術ができあがっていくにつれ、おいしい果実をたくさん収穫できるようになり、生産量も面積もどんどん伸びていきました。

2.生産量や生産額などはどのくらい?

「大分県のハウスみかん生産量は全国第3位!」

    ハウスみかんの全国順位は、1位 佐賀県(10,700トン)、2位 愛知県(6,780トン)、3位 大分県(3,880トン)、4位 愛媛県(3,130トン)、全国的にはあたたかな気候の九州、四国地方で、主に生産されています。
    大分県の生産量は全国第3位で3,880トン、生産額は約30億円です。

全国ハウスみかん生産量ベスト10
順位都道府県名生産量(トン)

佐賀県

10,700

愛知県

6,780

大分県

3,880

愛媛県

3,130

長崎県

2,910

高知県

2,480

熊本県

2,430

静岡県

2,340

徳島県

1,980

10

鹿児島県

1,930

3.どこで生産されているの?

「県内では東部の杵築市や国東市で栽培されています。」

  県内では、杵築市、国東市、日出町などでおもにつくられています。

(写真)みかんが実っている様子
(写真)みかんが実っている様子

4.どうやって生産されているの?

「他のみかんよりも早い時期に収穫するため、ビニールハウスを暖めて早く花を咲かせているんだ。」

  寒くて他のみかんの木が眠っている冬の時期、ビニールハウスで暖房をして花を咲かせます。他のみかんよりもずっと早く花が咲くので、収穫も早くできるのです。
   おいしくてきれいなみかんを毎年作るために、形の悪い実や傷のついた実をつみ取って行きます。これは「摘果(てきか)」といって、とても大事な作業です。
   それから、みかんの木は、土から栄養や水をたくさん吸収し、太陽の光をさんさんと浴びて、実をどんどん大きくしていきます。そうして大きく甘くなったころ、みかんは大事につみ取られ、お店へ運ばれていきます。

5.おいしい食べ方は?

「ハウスみかんは春から夏に食べられるから、冷やして食べてもおいしいよ。」

  普通のみかんは、冬の寒い時期にこたつに入りながら食べますが、ハウスみかんは4月初め頃から9月頃までの暖かい間、食べることができます。かぜの予防に効果があるビタミンCやおなかの調子をととのえる食物せんいがたくさん含まれ、体によく、甘くておいしいみかんです。冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいですよ。

こんなこともあるよ

「おいしいハウスみかんの見分け方」

・皮の色がオレンジ色でこい
・へたの切った後が細い
・形が平べったい
・皮のつぶつぶがきめ細かい
・大きさは中くらい
・へたが緑色で新しい
お店で見かけたら試してみてくださいね。

(写真)ハウスみかん
(写真)ハウスみかん