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大分県の特産品(ピーマン)

印刷ページの表示 ページ番号:0000250638 更新日:2012年3月1日更新

大分県の特産品ピーマン
ピーマン

1.いつから生産され始めたの?

「大分県で栽培が始まったのは約50年前なんだ。」

    ピーマンはとうがらしの仲間で、辛みのないものです。熱帯アメリカ原産のとうがらしがヨーロッパを経て日本へ渡来したのは、16世紀のころ。江戸時代にはかなり普及していたといわれています。
   明治初期になって、ピーマンも含めてさまざまなとうがらしが欧米から導入され、今では日本の各地にはほどよい辛みのあるとうがらしの品種が栽培されています。
   辛味種が広く栽培されるようになったのに対し、ピーマンはさほど普及しませんでした。一般家庭の食卓にものるようになったのは戦後のことです。
   大分県では、1969年から臼杵市の旧野津町で生産が始まりました。

2.生産量や生産額などはどのくらい?

「夏秋ピーマンでは西日本一の生産量を誇っているんだ!」

   2010年の生産量は4,070トンです。
   ピーマン全体では全国7位ですが、夏秋ピーマン(主に5月~11月頃に出荷されるもの)では全国4位で西日本では1番の産地です。

2010年生産量
順位都道府県名生産量(t)

茨城

33,700

宮崎

25,900

高知

11,900

鹿児島

10,400

岩手

7,190

北海道

5,390

大分

4,070

福島

3,550

熊本

3,270

10

青森

3,220

全国計

137,300
2010年夏秋ピーマン生産量
順位都道府県名生産量(t)

茨城

10,700

岩手

7,180

北海道

5,390

大分

4,040

福島

3,550

青森

3,220

宮崎

2,890

兵庫

2,240

長野

2,230

10

熊本

1,990

全国計

66,900

3.どこで生産されているの?

「県内では主に豊後大野市、臼杵市で生産されています。」

  県内の産地は、豊後大野市、臼杵市、竹田市、玖珠町などです。

大分県内の産地
大分県内の産地(生産量の割合)

4.どうやって生産されているの?

「品質のよいピーマンを作るため、ビニールハウスで大切に育てられているんだよ。」

  ピーマンは露地でも栽培されていますが、県内の主な産地では品質の良いピーマンを生産するため、雨をよけられるビニールハウスで栽培されています。
   農協から委託された苗生産者が、種をビニールポットの中にまきます。ある程度大きくなった苗を、ピーマンの生産農家が3月下旬ごろに植え付けます。
   収穫は5月上旬からから11月末まで行われます。

ピーマン

5.おいしい食べ方は?

「苦手な子も多いけど、たくさん食べてほしいんだ。」

  ピーマンの肉づめや炒めものなど、和・洋・中を問わず多くの料理に使われます。

こんなこともあるよ

「栄養価の高い緑黄色野菜の代表格」

  ピーマンは栄養たっぷり。カロテンやビタミンCが多く含まれます。