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大分県の特産品(しそ)
1.いつから生産され始めたの?
「大分県でおもに栽培されている『大葉』の生産は1977年に始まったんだ。」
大分県で生産される「しそ」のほとんどは青じその葉「大葉(おおば)」で、1977年に大分市で大規模な生産が始まりました。
しそには赤紫色の「赤じそ」と緑色の「青じそ」があり、赤じその葉は梅漬けなどに使われます。
2.生産量や生産額などはどのくらい?
「大分県のしそ生産量は全国第4位!」
2008年度の生産量は657トン、生産額は17億円です。
大分県は、栽培面積では全国9位、生産量は4位で西日本一の産地です。
都道府県名 | 面積(ha) | |
---|---|---|
1 | 愛知 | 180 |
2 | 北海道 | 166 |
3 | 京都 | 42 |
4 | 福島 | 41 |
5 | 群馬 | 38 |
6 | 茨城 | 31 |
7 | 静岡 | 31 |
8 | 愛媛 | 28 |
9 | 大分 | 25 |
10 | 福岡 | 23 |
全国計 | 823 |
順位 | 都道府県名 | 生産量(t) |
---|---|---|
1 | 愛知 | 3,876 |
2 | 茨城 | 907 |
3 | 愛媛 | 740 |
4 | 大分 | 657 |
5 | 静岡 | 641 |
6 | 福島 | 511 |
7 | 京都 | 450 |
8 | 群馬 | 446 |
9 | 北海道 | 268 |
10 | 福岡 | 241 |
全国計 | 11,157 |
3.どこで生産されているの?
「県内では主に中部の大分市で栽培されています。」
県内の主な産地は大分市と由布市です。
大分県内の産地(生産量の割合)
4.どうやって生産されているの?
「大型のビニールハウスで栽培されているんだ。」
大分市では、大型温室で年間を通じて生産されています。
5.おいしい食べ方は?
「鮮やかな緑色と独特の香りを楽しんで!」
刺身のつまや、天ぷらなどに使われます。
こんなこともあるよ
「大葉はハーブの仲間」
和製ハーブとしてその爽快な香りは食欲を増進させると言われています。
野菜の中でもトップクラスの量のビタミンAやカルシウムが含まれます。