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トピックス 生まれ変わる「港」
港のにぎわいづくり
西大分港
古くから、大分の物流拠点として発展してきた西大分港。しかし、大分港東部地域の埠頭に物流拠点が移転されると、立ち並ぶ倉庫などもその役目を終えました。
そこで2003年、港のにぎわい創出を目指した港湾環境整備事業がスタート。
古いフェリーターミナルは芝生広場や遊歩道が広がる緑地公園に。また、かつて積み荷が保管されていた県営の空き倉庫は、にぎわいづくりを目的に、利活用案のコンペを経て民間企業に売却。海辺のロケーションとレトロな外観を生かし、ライブハウスや結婚式場・カルチャーセンターとして生まれ変わりました。
「メモリアル広場」の完成、海に突き出した散策路の設置など、今も変化を続ける西大分港。
2012年の完成を目指して整備が続けられています。
世界に開く海の玄関口
別府国際観光港
1992年から国、県、別府市が共同で進めている石垣地区の港湾整備事業。
着々と整備が進み、この3月には別府国際観光港の第4埠頭が供用開始となります。
岸壁の水深が10メートルある第4埠頭では、大型クルーズ客船の着岸が可能。この春、大型クルーズ船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」がここに接岸する予定です。また、大分県で2箇所目となる耐震強化岸壁となっており、震災時には救援物資の緊急輸送にも対応できます。
新たに芝生広場など緑地帯を整備したことで“海辺の憩いの場”も誕生。
「観光・交流促進のための国際観光港としての海の玄関口」形成に向け、地域と一体となった“みなとづくり”を進めています。