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特定外来生物ナガエツルノゲイトウの防除について

印刷ページの表示 ページ番号:0002314995 更新日:2025年9月16日更新
ナガエツルノゲイトウは外来生物法により、特定外来生物に指定されています。大分県内では令和4年7月に大分市大在の江川周辺で生息が確認されました。
農業被害や他地域への生息域拡大を防止するため、河川管理者と連携しながら防除に取り組んでいます。
ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウの特徴

【原産地】 
 南米

【特徴】  
 水辺に生える多年草
 水草ではあるが、乾燥に非常に強い。
 茎切片から栄養繁殖が可能であるため、再生力が高い。
 特に、日当たりの良い水辺では、大群落となる。

【見分けのポイント】
(葉)
・節から1対の葉が付く
・葉の先がややとがる
(茎)
・茎は空洞(ストロー状)
・節に短い毛が生える
・茎の表面はなめらか
(花)
・花柄は草のわきから伸びる
・花柄の長さは約1~4cm
・花は、小さな花が集まった球状

【被害影響】
 水辺で大群落を形成するため、水流を阻害する。
 在来植生と競合し、在来の水生生物の生息を脅かす。
 水路から水田などの農地に侵入し、水稲に覆いかぶさると収穫作業の阻害や収穫不能になる場合もある。
ナガエツルノゲイトウ2

情報提供のお願い

ナガエツルノゲイトウは、拡大力・再生力が非常に高く、大規模な群落になると対策が難しくなります。
周囲への拡散を防止するためにも早期の発見と駆除が極めて重要になりますので、ナガエツルノゲイトウと思われる植物が発見された場合には、当室にご連絡ください。