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大分県災害中間支援組織「おおいた災害支援つなぐネットワーク【O-Link】」について
おおいた災害支援つなぐネットワーク【O-Link】の設立について
令和7年6月24日、大分県における災害中間支援組織として「おおいた災害支援つなぐネットワーク【O-Link:オーリンク】」が民間団体により設立されました。
O-Linkは、災害発生時に被災者のニーズに応じたきめ細かな支援を提供するため、県内の専門団体や県外からの支援団体と連携し、支援を円滑に調整します。
<主な役割>
・避難所等のニーズと専門ボランティアのマッチングを行う
・全国から駆け付ける支援の受入窓口として調整を行う
特に大規模災害時において、行政では支援の行き届きにくい被災者からのニーズに対応するため、社会福祉協議会や関係機関と連携しながら、O-Linkの強みを活かして活動することで、被災者一人ひとりにきめ細かな支援が行き渡り、災害からの早期復旧や生活再建につながることが期待されます。

大分県とO-Linkと全国災害ボランティア支援団体ネットワーク【JVOAD】との協定締結について
令和7年6月25日、大分県とO-Link、特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の3者による連携協定を締結しました。
<目 的>
平時や災害時に、県とO-LinkとJVOADが相互に連携・協力することにより、NPO等の支援団体による活動が円滑かつ効果的に行われ、被災者の避難生活等への支援と早期の生活再建及び被災地の復旧・復興に寄与すること。
<連携・協力の内容>
1 平時
・関係者による情報連絡会議の定期的な開催
・県内におけるNPO等の支援団体の活動強化及びネットワークの強化
・災害時におけるNPO等の支援団体と行政等の連携・協力のあり方に係る研究
及び合同訓練の実施
・被災者支援に関わる団体及び県民の受援力向上のための啓発
・その他目的達成のために必要な事項
※受援力とは(内閣府HPより)
ボランティアを地域で受け入れる環境・知恵などのこと(支援を受ける力)。
地域外のボランティアの力をうまく引き出すことは、被災地の復興を早めるなど、地域防災力を高めることにつながります。
2 災害時
・関係者による情報連絡会議の設置
・速やかかつ能動的な被災状況の把握、情報の集約及び発信
・自らの活動状況及び予定に関する情報の提供
・発災直後からの被災者への支援に関する協力
・被災者の支援に係る総合調整(NPO等の支援団体の受入に関する協力を含む)
・復旧・復興期を通じて変化する被災者のニーズや課題への対応
・その他目的達成のために必要な事項
