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令和3年地価調査結果

印刷ページの表示 ページ番号:0002110697 更新日:2021年9月22日更新

令和3年地価調査結果

概要

調査結果の概要

 対前年の県平均変動率をみると、住宅地は上昇から横ばいとなり、商業地については引き続き下落した。   

 全体としては、
 住宅地は平成10年以来21年ぶりの上昇となった令和元年から令和2年まで、2年連続で上昇していたが、本年は横ばいとなった。
 商業地は平成4年以降30年連続の下落となり、昨年に引き続き2年連続で下落率が拡大した。

   注:新規地点の設定、選定替や地点削減により、平均価格は上昇することがあるため地価の上昇・下落は、変動率で判断している。

 本年は、県内の基準地301地点(※303地点のうち、選定替の2地点は前年との比較ができない)の中で、対前年変動率がプラスとなる価格上昇地点が、住宅地において48地点、横ばい(±0.0)が41地点。商業地において価格上昇地点が6地点、横ばいが20地点となった。
 なお、昨年は、住宅地において上昇地点が56地点、横ばいが36地点、商業地において上昇地点が15地点、横ばいが13地点であった。

上昇、横ばい、下落地点数

 

R2(新設3地点、選定替3地点を除く)

R3(選定替2地点を除く)

  上昇 横ばい 下落 上昇 横ばい 下落
住宅地 56 36 110 48 41 113
宅地見込地      
商業地 15 13 51 20 57
工業地   1    4 
林地        
合計 297 301

対前年平均変動率(変動率は継続地点のみで算定)

(1)住 宅 地
 ア.県内の状況
 県平均では、平成10年以来21年ぶりの上昇となった令和元年から令和2年まで2年連続で上昇していたが、本年の変動率は0.0%(前年0.1%)と横ばいとなった。

 市町村別の平均でみると、上昇率横ばいが1市、上昇率縮小が1市、下落から横ばいとなったのが1町、下落率縮小が5市町、下落率横ばいが4市町、上昇から下落に転じたのが1市、下落率拡大が5市村である。

  〈上昇率横ばい:1市〉(昨年なし)

    由布市

  〈上昇率縮小:1市〉(昨年1市(別府市))

   大分市

  〈下落から横ばい:1町〉(昨年なし)

   日出町 

  〈下落率縮小:5市町〉(昨年なし)

   日田市、竹田市、豊後大野市、国東市、九重町

  〈下落率横ばい:4市町〉(昨年1市(佐伯市))

   中津市、佐伯市、豊後高田市、玖珠町

  〈上昇から下落:1市〉(昨年2市町(津久見市、日出町))

   別府市

  〈下落率拡大:5市村〉(昨年12市町村)

   臼杵市、津久見市、杵築市、宇佐市、姫島村

  なお、県内で最も上昇率が大きかった市町村は、大分市で変動率1.9%(昨年:大分市2.0%)となった。また、最も下落率が大きかった市町村は、姫島村で変動率△2.6%(昨年:九重町△2.3%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成10年以来19年ぶりの上昇となった平成29年から5年連続の上昇となったが、上昇率は0.1ポイント縮小した。         

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R2 2.0 43
R3 1.9 46

 
   ウ.別府市の状況
   市平均で平成11年以来19年ぶりの上昇となった平成30年から令和2年まで3年連続で上昇していたが、本年は上昇から下落に転じた。 

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R2 0.2
R3 △0.2  10

    
(2)商 業 地
 ア.県内の状況
   県平均では、平成4年以降30年連続の下落となり、変動率は△1.2%(前年△1.0%)で、下落率が0.2ポイント拡大し、2年連続で下落率拡大となった。

 市町村別の平均でみると、上昇率横ばいが1町、上昇率縮小が1市、下落率縮小が6市、下落率横ばいが2市町、上昇から下落に転じたのが1市、下落率拡大が7市町村である。

  〈上昇率横ばい:1町〉(昨年1町(日出町))

   日出町

  〈上昇率縮小:1市〉(昨年2市(大分市、別府市))

   大分市

  〈下落率縮小:6市〉(昨年1市(杵築市))

   臼杵市、津久見市、竹田市、宇佐市、豊後大野市、国東市

  〈下落率横ばい:2市町〉(昨年1市(宇佐市))

   佐伯市、玖珠町

  〈上昇から下落:1市〉(昨年1市(由布市))

   別府市

  〈下落率拡大:7市町村〉 (昨年12市町村)

   中津市、日田市、豊後高田市、杵築市、由布市、姫島村、九重町

 なお、県内で最も上昇率が大きかった市町村は、日出町で変動率0.2%(昨年:大分市、別府市0.4%)となった。また、最も下落率が大きかった市町村は、姫島村で変動率△3.8%(昨年:日田市△3.1%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成28年以降6年連続の上昇となったが、上昇率は0.1%と昨年より0.3ポイント縮小した。

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R2 0.4
R3 0.1 10

 ウ.別府市の状況
   市平均で平成4年以来26年ぶりの上昇となった平成30年から令和2年まで3年連続で上昇していたが、本年は上昇から下落に転じた。

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R2 0.4
R3 △0.3

価格水準

 (1)住 宅 地
 住宅地の県平均価格は、25,300円(前年25,100円)で 、昭和58年(25,000円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは、平成10年の県平均価格(36,800円))
 調査地点の中で最高価格は、大分(県)-12(大分市金池南1丁目)の156,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)-7(大分市中島東2丁目)における平成3~9年にかけての価格、180,000円である。

   (2)商 業 地
 商業地の県平均価格は、54,200円(前年54,400円)で、昭和57年(55,000円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは平成3年の県平均価格(189,900円))
 調査地点の中で最高価格は大分(県)5-17(大分市東大道1丁目)の405,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)5-11(大分市都町2丁目)における平成3年の価格、2,400,000円である。

〈資料〉

  用語など資料の見方 [PDFファイル/91KB]

1 市町村別・用途別 平均価格及び対前年平均変動率

  平均価格及び対前年平均変動率一覧 [PDFファイル/41KB]

2 基準地別標準価格及び対前年変動率 

  標準価格及び対前年変動率(宅地) [PDFファイル/165KB]

  標準価格及び対前年変動率(林地) [PDFファイル/27KB]

3 基準地価格順位表(高位) 価格順位一覧 [PDFファイル/37KB]

4 基準地変動率順位表(住宅地:上位・下位) 変動率順位(住宅地) [PDFファイル/92KB]

5 基準地変動率順位表(商業地:上位・下位) 変動率順位(商業地) [PDFファイル/105KB]

6 基準地詳細情報(所在、価格、利用現況、最寄り駅等) 

  詳細情報(宅地) [PDFファイル/301KB]

  詳細情報(林地) [PDFファイル/45KB]

  地価公示の標準値と同一地点である基準値一覧 [PDFファイル/64KB]

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