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とよの国の食彩
 


おおいたの人権くん

 ある日、グローバル教育を通して平和な社会作りを目指している市民団体の活動に参加しました。その日の活動は、留学生の出身地の料理を作ることで、その国の文化を知り、お互いの理解を深めようと企画されたものです。
 参加者は、大学生や高校生、小学生、一般の方など幅広く、どうなることかと最初は少し不安に思っていました。
 でも、料理が始まると、留学生を中心にワイワイがやがや、作り方や味付けなどお互い工夫しながら進んでいき、大分の「とり天」も含めた各国の料理が完成しました。できあがった料理をバイキング方式で楽しい会話を交わしながら、おいしくいただくことができました。
 参加された方の「料理を一緒に作り、食べることでその国のことが少しわかったような気がする」という言葉が、とても印象的でした。
 その団体は、9月30日から2日間、ビーコンプラザで開催される「全国人権啓発フェスティバル」に参加して、世界のドリンクの提供や子供の遊びなどを紹介することで国際理解を深めてもらう予定だそうです。
 今、人権や民族、宗教の違いなどが原因と思われる紛争が世界各地で起きています。さまざまな違いを認めあい、異文化の理解を深めることで、お互いの人権を尊重した平和な世界を築く一歩になればと思っています。



とよの国の食彩 かぐや姫ずし 日田市中津江村 
津江地方は、わさび、ふき、こんにゃくなど山の幸の宝庫です。手ごろな大きさの寿司をひとくちでほおばると、しいたけのうまみや、わさびのほどよい辛さが口いっぱいに広がります。魚を使って家庭で握り寿司を作ることはあると思いますが、こうした山の幸を加えるとさらにバリエーションが広がります。健康にもよさそうなこの一品、今晩の食卓に並べてみませんか?
材料
米、こんにゃく、しいたけ、わさびの葉、酢、うすくちしょうゆ、みりん、酒、砂糖、ゆずごしょう、わさびの葉漬け
作り方
(1) しいたけ、こんにゃくを砂糖、みりん、しょうゆで甘辛く煮付ける。
(2) わさびの葉を塩もみして湯通しする(色が鮮やかになる)。
(3) うすくちしょうゆ、みりん、酒、砂糖を混ぜ、わさびの葉を漬ける。
(4) 酢飯にゆずごしょうをつけ、こんにゃく、しいたけをのせる。酢飯とわさびの葉の間に「わさびの葉漬け」をはさむ。
たけのこ、青じそ、ミョウガの酢漬けなどでもおいしくいただけます。
かぐや姫ずしの写真
道 の 駅 「 鯛 生 金 山 」 に 出 か け ま せ ん か ?
道の駅 鯛生金山の簡易マップ  今回、「かぐや姫ずし」をつくってくれたのは、日田市中津江村にある「道の駅鯛生金山」内の「レストランけやき」です。この「かぐや姫ずし」は、竹の器にお寿司が盛られていることから名付けられました。ここでは、「かずや姫ずし」と野菜の天ぷら、煮付けなどがセットになった「かご盛り弁当」が人気です。
 道の駅には、砂金取りも楽しめる「地底博物館」やオートキャンプやケビンに宿泊できる「家族旅行村」が併設され、家族で楽しめます。また、中津江村といえば、W杯サッカーの「カメルーン」チームを思い出しますが、展示コーナーには、カメルーンの民芸品やサッカーグッズも並んでいます。金山の歴史を学び、津江地方の山の幸を満喫し、大自然の懐で眠る、そんな一日はいかがですか?



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