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NPO等による森林づくり |
森林ボランティアの育成 |
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間伐放置林の整備 |
里山の竹林整備 |
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木製の学習机や椅子の導入
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機械リース料の助成 |
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子どもが遊び学ぶ森の整備 |
子どもの森林体験学習 |
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納める人 |
個人: |
県内に住所・家屋敷等がある人
(県民税均等割の納税義務がある人) |
法人:
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県内に事務所・事業所を有する法人等 |
納める額 |
個人: |
年額500円 |
法人:
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均等割額の5%相当額 |
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廃校を利用して地域づくりに取り組む「南小学校跡地利用推進協議会」では、昨年度、森林環境税を活用した「子どもの森整備事業」を実施しました。
地域の人たちが中心となって全長1,420mに及ぶ遊歩道を整備。子どもたちの森林体験学習などに広く活用していく予定です。
「森林環境税にはもともと関心があったんですが、事業を公募していることを知って、これはチャンスだと思いました。というのも、これまでにも子どもの体験学習に活用できるよう、炭焼き広場の整備などに取り組んできていました。次はその広場を拠点として子どもが森林を体感できる遊歩道を作りたいなぁと思っていた。それがもしかしたら、森林環境税を活用して整備できるかもしれない。だとしたらありがたい話ですよね。
そう思って応募したところ、採択をしていただきまして、非常に弾みがつきました。資金面でも助かりますし、私たちのような活動をしているグループにとっては大いに活用させていただきたい制度だと思います。
今、子どもたちは、森林に入る機会がほとんどなくなっているのではないでしょうか。整備した遊歩道で先日、森林体験学習を実施しましたが、子どもたちは目を輝かせてはしゃぎまわっていました。こういった原体験は大人になったときにふるさとを懐かしみ、大切に思う原動力となると思います。なかなか家庭や学校の通常の活動の中ではそういう体験を得るのが難しい時代だからこそ、私たちの取り組みがその手助けになれたら嬉しいですね」 |
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「森林づくり流域協議会」は各地域で独自の森林づくりについて検討したり、公募事業の審査などを行う機関です。
会長の戸高さんに南部流域の現状と森林環境税がスタートしての思いについて伺いました。
「県内どこの地域もそうですが、この地域も森林はかなり荒廃してきています。間伐が進まず、一歩森林の中に足を踏み入れると、日が差し込まず土が露出しています。また一方では無計画な皆伐がどんどん進み、跡地の放置された箇所も広範囲にわたって目につき、いつ崩壊が起きてもおかしくない状況です。非常に危惧しています。
森林環境税がスタートして、少しずつでも荒廃林が少なくなっていけばと期待しています。長い目で森林づくりを行い、持続的に整備に力を注いでいく必要があるでしょう。
私は森林環境税を『森林の大切さについて皆さんに知っていただく一つのきっかけ』と捉え、効果的なPRや啓発を行っていくことが何より大切だと考えます。森林の現状について知らない方もまだまだ多いでしょう。知恵をしぼり、アイデアを出して、皆さんに森林の大切さを訴えていく必要があると感じています」 |
●税収見込額・・・・・・・3億1,300万円 |
●うち基金積立額・・・・2億9,600万円 |
(差額は徴収費用) |
平成18年度事業の成果や県民の新たな要望をふまえて、引き続き県民みんなで森林づくりを進めます。 |
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