気温が上がり、ビールのおいしい季節になってきました。夕食のかたわらに冷えたビールが登場したり、暑気払いに職場で飲み会があったりと飲酒量が増える時期です。
そこで、アルコールのカロリーについて少し考えてみましょう。 |
右記のように、お酒のカロリーはアルコールの度数(%)に比例して高くなります。おおよそのカロリーを知りたい場合は、アルコール1gで約7kcalと考え、飲んだ量にそのお酒の度数をかけてカロリーを求めることもできます。
さて、飲んでしまったら摂取したカロリーを消費しなければ、肥満への道を歩むことになります。では、ビール中びん1本飲んだ場合、カロリーを消費するためにはどのくらいの運動量が必要なのでしょうか。
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(五訂日本食品標準成分表による換算) |
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(体重60kgの人の場合) |
このように、ビール中びん1本分のカロリーを消費しようとすると、かなりの時間身体を動かさなければいけないことになります。「食事の量を減らせばよい」と考える方も少なくないと思いますが、食事の量を減らせば、その分身体にとって必要な栄養素がとれなくなってしまいます。お酒にはカロリーはあっても、身体に必要な栄養素はほとんど含まれていません。
お酒だけの問題ではありませんが、摂取したカロリーを運動して消費するか、それとも摂取する量を少なくするか、あなたならどちらにしますか? |
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