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アルコールの“カロリー”について考えよう
 気温が上がり、ビールのおいしい季節になってきました。夕食のかたわらに冷えたビールが登場したり、暑気払いに職場で飲み会があったりと飲酒量が増える時期です。
 そこで、アルコールのカロリーについて少し考えてみましょう。
 右記のように、お酒のカロリーはアルコールの度数(%)に比例して高くなります。おおよそのカロリーを知りたい場合は、アルコール1gで約7kcalと考え、飲んだ量にそのお酒の度数をかけてカロリーを求めることもできます。
  さて、飲んでしまったら摂取したカロリーを消費しなければ、肥満への道を歩むことになります。では、ビール中びん1本飲んだ場合、カロリーを消費するためにはどのくらいの運動量が必要なのでしょうか。
ビール
中びん1本(500ml)
約200kcal日本酒
1合(180ml)
約200kcal
焼酎(25度)
(100ml)
約140kcalウイスキー
ダブル(約60ml)
約140kcal

(五訂日本食品標準成分表による換算)

約200kcalを消費するには
徒歩
(普通の速さ)
約90分 自転車こぎ
(普通の速さ)
約75分 急ぎ足
約60分

(体重60kgの人の場合)

  このように、ビール中びん1本分のカロリーを消費しようとすると、かなりの時間身体を動かさなければいけないことになります。「食事の量を減らせばよい」と考える方も少なくないと思いますが、食事の量を減らせば、その分身体にとって必要な栄養素がとれなくなってしまいます。お酒にはカロリーはあっても、身体に必要な栄養素はほとんど含まれていません。
  お酒だけの問題ではありませんが、摂取したカロリーを運動して消費するか、それとも摂取する量を少なくするか、あなたならどちらにしますか?


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