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ペットを飼っているみなさまへ(新型コロナウイルス感染症情報)

印刷用ページを表示する掲載日:2020年7月7日更新

新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路は飛沫感染と接触感染であると考えられています。

ペットを触った際は石けんや水で手を洗ったり、過度な接触を避けるなどの通常の動物由来感染症対策として行っている一般的な衛生管理を実施しましょう。

「ペットを飼っている皆さまへ -新型コロナウイルスへの対応 -」(令和2年5月12日時点版)  [PDFファイル/604KB]

厚生労働省Q&A

「動物を飼育する方向けQ&A(新型コロナウイルス感染症)令和2年7月7日現在」より

問1 飼育しているペットに感染しますか?
 これまでに新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されています。また、動物園のトラやライオンの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されています。
 ただし、新型コロナウイルスは主に発症したヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染により感染することが分かっており、現時点では、ヒトから動物への感染事例はわずかな数に限られています。
問2 新型コロナウイルスに感染したペットではどのような症状がありますか?
 これまでのとろ、イヌでは明確な症状認されていませんが、ネコでは呼吸器症状・消化器症状があったとの報告があります。

問3 新型コロナウイルスが飼育しているペットから人に感染した事例はありますか?
   また、ペットを飼育する上で注意すべきことはありますか?

 これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されていません。
 一方で、ネコは、新型コロナウイルスの感受性が他の動物種よりも高いとの報告があり、実験室内での感染実験では、ネコが他のネコに感染させ得るという結果が報告されています。また、オランダのミンク農場でのミンクの大量感染事例では、新型コロナウイルスに感染したミンクから人へ感染した可能性のある事例が報告されています。
 新型コロナウイルス感染症に限らず、動物由来感染症の予防のため、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触する前後で、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行うようにしてください。特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。

(参考)厚生労働省動物由来感染症ホームページ

動物由来感染症啓発資材:「近すぎず、適切な距離でおつきあい」

問4 新型コロナウイルスはコウモリ由来というのは本当ですか?
 新型コロナウイルスの自然宿主は現時点では不明です。その遺伝子配列がコウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられていますが、明確なことはわかっておりません。

 (参考)国立感染症研究所ホームページ 
      日本ウイルス学会ホームページ

問5 犬を飼育していますが、 狂犬病のワクチンは6月30 日までに打たないといけないのですか? 
 犬を飼育されている方は、狂犬病予防法に基づき毎年4月1日から6月30日までの期間に飼育している犬に予防注射を受けさせる必要があります。
 しかしながら、今年は、新型コロナウイルス感染症の発生又はまん延の影響によるやむを得ない事情(緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛、動物病院の混雑による3密防止等)により6月30日までに予防注射ができなかった場合は、7月以降(遅くとも12月31日まで)に予防注射を行うことも可能です。
 ただし、上記措置は、犬の狂犬病予防注射を行わなくてもよいとしたものではありません。飼育している犬への狂犬病予防注射は、飼い主の大切な義務ですので、適切な時期に必ず予防注射をお願いします。
 また、動物病院を受診する際は、待合室での混雑を避けるため事前に電話連絡で相談するなど、集団感染を防ぐための配慮をよろしくお願いします。

国際獣疫事務局 OIE Q&A

World Organisation for Animal Health:OIE「Questions and Answers on the 2019 Coronavirus Disease (COVID-19)」令和2年4月9日時点版より

問 人は動物に、新型コロナウイルスをうつす可能性はあるでしょうか?
 現在、新型コロナウイルス感染症の症例は、広く人の集団において広がっており、感染した人との濃厚接触を通じて、何匹かの動物は感染する可能性があります。
 新型コロナウイルスに感染した人との濃厚接触後に、何匹かの犬や猫が新型コロナウイルス検査で陽性となりました。OIEに報告された詳細情報については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。
 新型コロナウイルスに対するさまざまな動物種の感受性についてより理解し、かつ感受性のある動物種の感染動態を評価するための研究が進められています。
 現在、人から新型コロナウイルスがうつった動物が、このウイルスを拡散する役割を担うという証拠はありません。人での発生は、人から人への接触によって引き起こされるものです。
 
問 新型コロナウイルスと伴侶動物について私たちは何を知っていますか?
 新型コロナウイルスの、現在の広がりは人から人への感染の結果です。現在まで、伴侶動物が新型コロナウイルスによる病気を広め得るという証拠はありません。したがって、伴侶動物の福祉を損なうおそれがある対策を講じる正当な理由はありません。
 OIEには、何件かの動物の感染例が報告されています。これらの事例については、OIEウェブサイトの「More information」をご覧ください。これまでのところ、これらの事例は独立した事例であり、犬や猫が人の新型コロナウイルス感染症を広げるという役割を担う証拠はありません。どのような動物が新型コロナウイルスの影響を受け得るかどうかを理解するために、更なる研究が進められています。OIEは、新しい情報が利用可能になり次第、情報を提供します。
 
問 伴侶動物や他の動物が、新型コロナウイルスの病気や感染の疑いがある人と密接に接触している場合、飼い主はどのような予防措置を講じるべきですか?
 現時点では、伴侶動物が人のコロナウイルス感染症において重要な疫学的役割を果たすという証拠はありません。しかしながら、動物と人は人獣共通感染症として知られる病気を共有することがあるため、新型コロナウイルスに感染している人は、このウイルスに関して更なる情報が判明するまで伴侶動物や他の動物との接触を制限することをお勧めします。
 動物の取り扱いや世話をするときは、基本的な衛生対策を常に実施する必要があります。これには、動物、動物のフードや食器の周りや取り扱いの前後の手洗いが含まれます。また、キスや、フードをなめたり、シェアしたりすることも避けるべきです。
 可能であれば、新型コロナウイルスに感染している人や治療を受けている人は、ペットとの濃厚な接触を避け、動物の世話を他の家族に依頼することが望ましいと考えます。もしも、感染した方がペットの世話をしなければならない場合は、適切な衛生習慣を維持し、可能であればマスクを着用する必要があります。

世界保健機関Q&A

World Health Organization: WHO「Q&A on coronaviruses (COVID-19)」令和2年4月8日時点版より

問 新型コロナウイルス感染症は飼っているペットからうつりますか?
 犬が感染している例は香港において1例ありますが、現在までに、犬や猫、その他のペットが新型コロナウイルスを伝染するという証拠はありません。新型コロナウイルスは、主に、感染した人による咳、くしゃみ、話す際にできる水滴を介して広がります。 自身を守るため、頻繁かつ徹底して手をきれいにしましょう。
 WHOは、本件に関する最新の調査について引き続き監視し、新たな知見が得られた際に更新する予定です。

公益社団法人日本獣医師会「新型コロナウイルス感染症に関する情報」へのリンク


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