ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 新時代おおいたのページ > 新時代おおいたNo.87

新時代おおいたNo.87

印刷用ページを表示する掲載日:2013年3月12日更新

トップ画像

特集1    大分県の日本一
特集2    身近な相談医 おおいたオレンジドクター
風紋     またまたも来む
トピックス   発展する交通網 東九州自動車道
県民ひろば 守ろう自転車の運転マナー
お薦め図書コーナー 心ひらいて  とよの国の食彩    

特集1表紙 

海と山に囲まれた自然豊かな大分県には、全国に誇る地域資源がたくさんあります。そこで今回の特集では、大分県の「日本一」についてご紹介します。

 

日本一のおんせん県おおいた♨味力も満載

 大分県というと、まず温泉を思い浮かべる人も多いでしょう。
 ほとんどの市町村で温泉が湧き出ており、湧出量は全国の約1割を占める毎分291.34キロリットル、源泉数は4538孔で、いずれも全国で一番多い数量となっています。(※これは、1月末現在で県が公表している数値です。)

 その強みを生かして、昨年8月、県は「日本一のおんせん県おおいた♨味力(みりょく)も満載」というキャッチフレーズで全国に情報発信を始め、話題となりました。
 このキャッチフレーズは、行政と民間が一丸となって観光・地域振興を進めていくための指針となる「大分県ツーリズム戦略」に盛り込まれたもの。県内各地の温泉資源や美しい自然、地域色豊かな食材や料理という大分の良い所がぎゅっと凝縮して表現されています。県外の人にイメージが湧きやすいキャッチフレーズを使って売り込むことで、少しでも多くの人に訪れてもらいたいという熱い思いが込められています。

 また、温泉のない地域でも、海の幸や山の幸といった「味力」がふんだんにあります。例えば、マグロのはえ縄漁業で栄えた津久見市ではマグロを使った漁師料理の「ひゅうが丼」、豊後大野市では日本一の生産量を誇る乾ししいたけを活用した「しいたけカツ丼」が人気を集めています。この他にも、現地に行かなければ食べられない地域の特産品を生かした料理が数多くあります。
 心に響く料理の「味力」で大分の魅力を伝えることは、リピーターを増やす重要な鍵となるに違いありません。

温泉の見本市のような場所

 地球上にある11種類の泉質のうち、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など10種類の温泉があります。同じ泉質でも、お湯のなめらかさや効能などは各湯によって違います。全国の名湯巡りをしても、もちろん気持ちいいのですが「大分県の○○温泉と同類だな」と感じることもしばしばです。
 少し大げさに言えば、日本中のあらゆる湯を1カ所に集めたような県と言えると思います。県内には、「おんせん県」の名に恥じない、自信を持ってお勧めできる名湯がたくさんあります。自然の風景や地域との交流を楽しみながら、お気に入りの温泉を見つけてみませんか。
齊藤さん
温泉名人齊藤 雅樹さん

  温かい真心でおもてなし

  私の住んでいる宝泉寺温泉郷は、竹田市の長湯温泉に次いで九州で2番目に源泉かけ流し宣言をしました。かけ流しができるほど湯量が豊富なことは、この地域の誇りです。旅行に行く時の宿泊場所を選ぶ決め手は「温泉付きの宿」という方も多いので、「おんせん県」として売り出す中で「大分県に1000年以上の歴史を持つ宝泉寺温泉あり」ということを知ってもらいたいです。

 県内には温泉や料理自慢の宿がたくさんありますが、どの宿も「来てよかった。また来たい」と満足してお帰りいただきたいという気持ちは同じです。私達も、地元の食材を使った料理の研究を重ねるなど、皆さんに喜んでもらえるよう頑張っています。心尽くしのおもてなしをしますので、日頃の喧騒を忘れて、心と身体を休めていただきたいですね。

矢野さん
旅館九重 若女将 矢野 昭子さん

温泉に入った後の「味力」はおまかせ     

  豊後大野市には温泉がありませんが、それを逆手にとって「おんせん県なのに温泉がない市」として売り込むのも面白いと思っています。まずは温泉で人を引き付けて、その後に観光する場所として来てもらいたいです。
 食に関しては、朝地牛や地元の新鮮な野菜が一押しです。甘いものが好きな方には市内各所にある「酒まんじゅうの駅巡り」もオススメ。また、菅生磨崖仏(すがおまがいぶつ)などの歴史・文化を感じることができる地質遺産や九州オルレというウォーキングコースなど、自然と触れ合うことができる場所もたくさんあります。
 今後は、更なる「味力」と「魅力」あふれる地域づくりを目指して頑張ります。温泉地と連携を図りながら、県外客が旅行先でも各地の情報を入手しやすい環境も整えていきたいです。

羽田野さん
道の駅あさじ店長 羽田野 勲さん

 

農産物の販路拡大に活用 

 杵築市はかんきつ類の産地として有名ですが、県外では知名度が低いのが現状です。
 しかし、県として統一イメージで売り出す中で、農産物も同じようにPRしていきたいと考えています。当農場では、温室栽培をしたデコポンを「温(おん)デコ」と名付けて販売していますが、県外向けには「おんせん県で作ったデコポン」と説明してもいいですよね。
 今、私達が実践していることは、杵築市の良い所やお勧め情報を新聞の切り抜きなどを使って農産物と一緒にお客様に届けることです。今後は、宿泊施設をはじめ多くの人と連携して、農産物や加工品を通して県全体を盛り上げていきたいです。そして実際に地元に足を運んでもらい、大地の恵みを生み出す地域の良さを体感してほしいです。 

石児さんご夫妻
豊予農場(果樹栽培)
石児賢二さん、典子さんご夫妻


再生可能エネルギー日本一の大分県

 石油などの化石燃料は限りがあり、いつか無くなります。一方、太陽光、風力などの自然が生み出すエネルギーは、資源が枯渇せず、繰り返し利用できます。これを「再生可能エネルギー」といい、二酸化炭素の排出量が少ない地球に優しいエネルギーとして注目を集めています。大分県は地熱、水力をはじめ、地の利を生かした豊富な資源に恵まれており、その自給率と供給率はともに日本一です。今回は、「日本一」を支えている主な事例をご紹介します。

再生可能エネルギー地図

地熱 湯けむり発電(別府市)

 湯けむり発電は、温泉井戸から噴射する蒸気と熱水の勢いを最大限に活用して、エネルギーへ転換する方法です。「おんせん県」ならではの新しい取り組みです。ここは、県内企業による発電機の開発が進み、今年度中に実用化される予定です。

予定発電出力20k W(年間発電量は約38世帯分に相当)

湯けむり発電

小水力 城原井路(竹田市)

 小水力発電は、農業用水路や河川などの流水を活用して、比較的小規模な発電を行う方法です。ここは、県内で初めて農業用井路を活用した100k W以下のマイクロ水力発電装置が設置された所です。中山間地域の多い本県の農業用井路で、更なる導入が期待されています。

発電出力25k W(年間発電量は約36世帯分に相当)

城原井路

太陽光 メガソーラー(大分市)

 太陽光発電は、太陽の光を利用する方法で、一般家庭にも普及しています。大分市にある大分臨界工業地帯では、メガソーラーの建設が進められています。メガソーラーとは「出力1000k W(1M W)を超える大規模太陽光発電所」のことです。
来年4月頃には、国内最大級のメガソーラー集積地が完成する予定です。

予定発電出力125.35M W(年間発電量は約36000世帯分に相当)

メガソーラー

地熱 九州電力 八丁原発電所(玖珠郡九重町) ☆

 地熱発電は、マグマの熱で高温、高圧になっている地下の熱水を使って発電する方法です。県内の再生可能エネルギー供給量の中では、一番大きな割合を占めています。日本最大の地熱発電所です。

発電出力110M W(年間発電量は約242000世帯分に相当)

八丁原発電所

バイオマス 日田ウッドパワー(日田市)  ☆

 木質バイオマス発電は、木くずや木材などの木質材料を燃やし、蒸気を発生させて発電する方法です。ここは、木質専焼発電所として高い発電効率を保っています。※バイオマスとは、生物資源(バイオ)の量(マス)を表す言葉で、再生可能な生物由来の有機性資源のこと。

発電出力12M W(年間発電量は約22780世帯分に相当)

日田ウッドパワー

風力 J E N玖珠ウインドファーム(玖珠郡玖珠町)☆

風力発電は、風車が回転する力で発電する方法です。ここには、1000K Wの風車が11基あり、風車の直径は大分銀行ドームの高さとほぼ同じで約60mあります。

発電出力11M W(年間発電量は約2640世帯分に相当) 

J E N玖珠ウインドファーム

大分ラグビー情報についてはここをクリックしてください