コーディネーターの若菜さん
(NPO法人大分若者自立支援の会ステップ 副理事長) |
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昨年10月に開設された「青少年自立支援センター」では、若者とその家族の支援を行っています。コーディネーターを務める若菜洋樹さんにお話を伺いました。
「不登校や引きこもり、ニートと言われる若者が県内にもたくさんいます。これまでもそういった方を支援する機関・団体はありましたが、どこに相談すればよいのか分からない方も多かったようです。このセンターは総合窓口として開設されました。まずはこちらにご連絡いただければ、コーディネーターが相談者の悩みや状況をよくお伺いして、他のさまざまな機関等をご紹介しています」
センターでは本人はもちろん、家族からの相談も受け付けています。「ご本人とどうコミュニケーションを取ればよいのか悩まれている方が多いようです。ご本人と世間の板挟みになって辛い思いをしておられる方はたくさんいらっしゃると思います。ぜひ一度ご相談ください」
ご自身も不登校や引きこもりの経験があるとおっしゃる若菜さん。「経験者だからこそ分かるのですが、一番の不安は情報がないことなんです。どんな相談窓口があるのか、そしてどのような支援が受けられるのかといった情報を絶えず提供していくことが不安の軽減につながります。センターができたことで関係機関・団体同士の連携が強まりました。これからもそれぞれの特長を生かしつつ、不安に悩む方の支援を行っていきたいと思います」と語ってくださいました。 |
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