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小田の池周辺地域/ミツガシワ

印刷用ページを表示する 更新日:1993年8月1日更新

1993年8月 NEO OITA 9号

小田の池周辺地域/ミツガシワ

説明

小田の池は水深が浅く、最も深いところで1~1.5メートル。池の南方にスギ・ヒノキの森林があり、この緑辺から池に向かって湿原が扇形に開いている。この湿原は厚い泥炭層から成り、ミズコケ類を伴うヌマガヤ群落をはじめ、西日本の中でも数少ない貴重な湿原植物群落が発達している。ここには、ミツガシワやハリミズゴケといった氷河時代の遺存植物が今も生息し、ヒメユリ、サクラソウなど日本で絶滅が心配されている植物が見られるなど、湿原と池の環境が一体となって数千年も維持されている。写真は小田の池に残存するミツガシワ(5月上旬)

場所

由布市湯布院町

カテゴリー

動物・植物

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