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塚原から由布岳を望む -水上勉-

印刷用ページを表示する 更新日:1995年5月1日更新

1995年5月号 広報おおいた

塚原から由布岳を望む -水上勉-

説明

「やがて城島高原を出て由布岳の麓を迂回するあたりに来ると昔と変わらない。…由布は胸が熱くなる…湯の平時代の苦しかった時代と、塚原から学校に通った日々を影絵のように思い浮かべた」湯布院や別府を舞台にした小説「木綿恋い記」の一節である。ヒロイン柿元由布は、由布岳のふもと塚原の貧しい農家に生まれた。旅館の女中やあんまなどをしながら、戦後の苦しい時代を生き抜いていく。水上勉は大正8年、福井県に生まれた。少年時代、臨済宗寺院で徒弟生活を送る。立命館大学国文科中退。少年時代の体験に基づく「雁の寺」を発表し、直木賞を受ける。(写真は塚原から由布岳を望む)

場所

由布市湯布院町

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