佐賀関変成岩　－佐賀関町－

1996年12月 NEO OITA 22号

説明

佐賀関半島の付近の海辺を歩くと、一定方向に波上の美しい曲線を描く縞模様の岩石を目にする。結晶片岩と呼ばれる変成岩の一種。3～1.5億年前、堆積岩などが地中深くで地殻変動の圧力を受けて性質が変化した岩で、結晶が一定方向に配列していて、一見書物のページを重ねたような形状で、平らに薄くはがれやすい性質を持つ。豊予海峡の海底も結晶片岩からなり、大分・愛媛両県を結んでいる。写真は、豊予海峡を渡って延びる結晶片岩の岩盤

場所

佐賀関町

カテゴリー

大分市佐賀関

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