前谷型二棟造「矢羽田家住宅」　－日田市大山町－

1997年4月 NEO OITA 24号

説明

日田市大山町を流れる大山川沿いの東山麓にあった矢羽田家は、旧小五馬村の組頭を勤めた旧家である。当時、町役場の南側に移築され、18世紀前半頃の姿をとどめている。九州民家の主張は、炊事棟と居間棟に分ける分棟型であるが、その発展形式は様々である。大分の場合、海岸部はほとんど草葦の直屋(すごや)(屋根の棟がＩ型)であるが、その間取りは広間型三つ間取りや、四つ間取りでも田の字型や食違い型に分かれている。

場所

日田市大山町

カテゴリー

施設・建物

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