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知事通信「大分県人権尊重社会づくり推進功労賞表彰式について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002240716 更新日:2024年2月21日更新

令和6年2月15日 

 県は、「大分県部落差別等あらゆる不当な差別の解消等に取り組む人権尊重社会づくり推進条例」に基づき、人権が尊重される社会づくりに貢献した県内の個人・企業・団体に対し、令和5年度大分県人権尊重社会づくり推進功労賞の表彰を行うこととなり、県庁で表彰式を行いました。

 表彰されたのは、部落差別問題等を伝える人権啓発講師として長年活動してきた大久保和則さん、県教育委員会主催の「差別をなくす人権標語」に全社を挙げて取り組んでいる株式会社ジャパンセミコンダクター大分事業所、演劇や合唱を通して人権尊重社会の啓発・基盤づくりを行っている豊肥地区解放文化祭実行委員会の三者です。

 受賞した大久保和則さんは、「素晴らしい賞をいただき、心から感謝申し上げます。差別やいじめのない、温かい社会づくりに微力ながら貢献していきたいです」と、受賞の喜びを語りました。株式会社ジャパンセミコンダクター大分事業所長の假屋園(かりやぞの)展史(ひろし)さんは、「『差別をなくす人権標語』には、社内で1,000件を超える応募があります。社員にとっては、人権に対し真摯に考え、意識する機会となっていると思いますので、引き続き会社として取り組んでまいります」と、豊肥地区解放文化祭実行委員会実行委員長の志賀哲哉さんは、「私達が行っている豊肥地区解放文化祭は、令和5年で35回目を数えます。いじめ、差別も多様化していますが、今後も演劇を通じた差別解消に向けた啓発活動をしていきたいです」と、今後の継続した活動に意欲を示しました。

 佐藤知事は、「人権の問題は、インターネットの普及などで多様化していると思います。これまでの皆さんの地道な活動のみならず、新しい課題には新しい手法での対応が必要で、啓蒙活動も幅広くやっていく必要があるかと思います」と、今後の活動に対しての期待感を表わしました。

 しゅうごうしゃしん