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令和7年6月30日 大分県は、豊富な地熱資源などをはじめとする再生可能エネルギーの自給率が全国でもトップクラスを誇ります。また、工業県としての特性を活かし、水素の製造や活用においても高いポテンシャルを有しています。 県では、こうした強みを活かし、水素を県内で製造・活用する「大分県版水素サプライチェーン」を構築し、大分ならではの水素社会の実現を目指しています。このたび、取組の一環として、水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)2台を公用車として導入しました。燃料電池自動車は、水素と酸素の化学反応により発電した電気を動力として走行し、排出されるのは水だけという環境にやさしい車です。また、災害時は非常用電源として、一般家庭が日常使用する電力量の約4日分の電源を供給することができます。 佐藤知事は、水素燃料電池自動車に試乗した後、「スムーズで静かな走りで、環境にもよいと感じます。今後はイベントなどにも活用し、より多くの県民の皆さんに水素燃料の利活用が災害に強いまちづくりに役立つことを知ってもらい、水素サプライチェーンの構築に努めていきたいです」と、環境にやさしいまちづくりへの意欲を表しました。
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