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ICT活用実践事例のインタビュー動画を公開しました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月17日更新

大分県では、ICT活用授業&探求ライブラリポータルサイトにて、ICTを活用した授業の実践事例等を掲載しています。

多くの先生方より実践事例を提供していただいていますが、今回はその中から4人の先生にインタビューをした動画を公開しました。
1本あたり3~4分程度ですので、ぜひご覧いただき、授業での活用のヒントにしてください。

 

動画公開ページのイメージ1動画公開ページのイメージ2

 

 

インタビュー動画の概要

大分県立大分豊府高等学校 清水美記 先生
高校1年 理科「ExcelやMetamojiを使って実験結果をまとめよう!」

・ExcelやMetamojiクラスルーム(授業支援システム)を活用したことで、スムーズなデータ処理作業とペーパレスなレポート作成が実現した。
・それぞれの作業過程や成果物をグループやクラス全体へ容易に共有することができた。
・普段から端末を使わせること心がけていた。本時の学習場面では、生徒自身が使うことに慣れているため、操作方法で困ることがなく、学習内容に集中することができていた。
・生徒が1単位の授業の流れや単元全体を主体的に創っていけるような仕掛けをICTが手伝ってくれると考えている。今後も挑戦を続けていきたい。


佐伯市立直川小学校 川崎友紀子 先生
小学5年 算数「図形の面積の求め方を思考ツールで整理しよう!」

・自分の考えを明確化するために授業支援システムの思考ツールを活用した。
・1人1人の考えが可視化されることで、考えの比較・分類が容易に行えた。
・従来の算数の授業で、はさみやのりを使用して切り貼りしていた作業時間が無くなった。
・1人1人の考えを画面の中に位置づけることができた。
・算数以外の教科(国語の俳句の学習)でも授業支援システムの思考ツールを活用した。
・同僚や週に1回学校に訪問するICT支援員からのアドバイスが役に立った。
・子どもたちの使い方から学ぶことも多かった。


別府支援学校 本田怜 先生
「白黒反転した図形を黒板に直接投射する」

・白黒を反転させて黒板に投射すると細部まで図形が見えて、書き込みもしやすくなった。
・生徒が、プリントに掲載された図形と黒板に投射された図形を「同じもの」として認識しやすくなった。
・白黒反転であるため生徒の目への負担が少なくなった。
・「撮影→トリミング→明度・彩度を調節→白黒反転するアプリを活用」で白黒反転の画像を作成した。
 ※iPadの基本アプリである「PhotoBoothでX線画像イメージでの撮影→写真アプリでの画像編集で明度・シャドウ等の調整」でも白黒反転アプリに近い編集が可能。

 

玖珠町立くす星翔中学校 森山彰太郎 先生
中学1年 外国語「Google フォームをwritingの学習に使う!」

・Google フォームで生徒全員から英作文の回答を返送させることで、1人1人の回答をALTとも素早く共有することが可能となった。
・授業中の英文を書くことへのハードルが下がったことで英文を書くことに対して主体的に取り組む生徒が増え、期末考査では無回答が減った。
・提出のあった回答(正答例や誤答例)を匿名で、生徒へ共有することが簡単にできるため、全体の学びにもつながりやすかった。
・同じフォームを利用して、2段階の難易度の問題を出題することで、生徒1人1人の学びの状況を教師だけでなく生徒自身も把握しやすくなった。

 

※学校名は令和4年度の所属校です。