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種雄牛「安森照」廃用のお知らせ
「安森照」は、本県とは由来の異なる「光平照」より造成された但馬系の種雄牛です。特に県内で広く飼養されてきた糸桜系雌牛との相性がよく、現場後代検定では、但馬系でありながら枝肉重量472kg(去勢:498kg)、4・5率100%を記録し、体深・骨締まり・体上線の強さに優れた非常に優秀な種雄牛でした。
しかしながら本牛は近年、採精が困難かつ精液性状も不良のため、凍結精液の製造が難しい状況にありました。このような理由から凍結精液の譲渡利用の回復が見込めないと判断し、廃用に至りました。
種雄牛「光星」廃用のお知らせ
「光星」は、県有種雄牛である「光照福」より造成された但馬系の種雄牛です。第10回長崎全共第一区にて主席かつ農林水産大臣賞を獲得し、現場後代検定においてはすべての検査項目で県内平均値を上回る、種牛性と産肉能力の双方で高い水準を備えた種雄牛でした。
しかしながら本牛は近年、採精が困難かつ精液性状も不良のため、凍結精液の製造が難しい状況にありました。このような理由から凍結精液の譲渡利用の回復が見込めないと判断し、廃用に至りました。