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東部振興局水産班より ホットな情報をお届けします!
東部振興局水産班より ホットな情報をお届けします
【6月23日 植食性魚類(アイゴ等)の駆除活動を開始】
姫島周辺では、アワビやサザエの餌となり、魚類の産卵や稚魚の育成場に重要なクロメ等の海藻類が、アイゴやブダイといった植食性魚類による食害で急激に減少しており、漁業者から危機感を寄せられています。このため、県漁協姫島支店では、6月15日から固定式刺網(3枚網)を用いた植食性魚類の捕獲を毎日実施しています。昨年度の水中カメラ調査により、クロメへの食害状況と魚類の行動習性を把握。今年度は活動が特に活発となる8時~15時の時間帯に刺網を投入・回収する方法を採用しました。6月23日現在、のべ45隻の漁船が参加し、430kg(850尾)のアイゴを捕獲しています。

【6月20日 クルマエビの放流を実施しました】
漁獲の増加を目的に、県漁協杵築支店および日出支店にてクルマエビの放流を行いました。
杵築支店(6月1日7実施)
潜砂能力を備えた大型のクルマエビを、灘手漁港沖に設置した囲い網内に放流しました。今回放流されたクルマエビは、姫島車えび養殖株式会社産で、全長約70mm、合計25万尾にのぼります。放流作業は食害魚や海鳥の襲来もなく、順調に完了しました。作業にあたった漁業者からは「活力があり、サイズも大きいため、年末の漁獲が楽しみだ」と期待の声が上がっています。なお、囲い網は翌日(6月18日)に解放しました。
日出支店(6月18日実施)
真那井漁港沖に設置したかぶせ網内に放流を行いました。こちらも姫島車えび養殖株式会社産のクルマエビで、6.1万尾を放流しました。数羽のカモメが飛来したものの、大きな食害被害はなく無事に作業を終えました。さらに、大分県漁業公社産の全長約30mmのクルマエビも併せて30万尾放流し、合計36.1万尾となりました。
杵築支店(6月1日7実施)
潜砂能力を備えた大型のクルマエビを、灘手漁港沖に設置した囲い網内に放流しました。今回放流されたクルマエビは、姫島車えび養殖株式会社産で、全長約70mm、合計25万尾にのぼります。放流作業は食害魚や海鳥の襲来もなく、順調に完了しました。作業にあたった漁業者からは「活力があり、サイズも大きいため、年末の漁獲が楽しみだ」と期待の声が上がっています。なお、囲い網は翌日(6月18日)に解放しました。
日出支店(6月18日実施)
真那井漁港沖に設置したかぶせ網内に放流を行いました。こちらも姫島車えび養殖株式会社産のクルマエビで、6.1万尾を放流しました。数羽のカモメが飛来したものの、大きな食害被害はなく無事に作業を終えました。さらに、大分県漁業公社産の全長約30mmのクルマエビも併せて30万尾放流し、合計36.1万尾となりました。


【6月16日 東国東地区にて、減災研修を開催】
東国東地区の大分県漁協各支店、国東市、姫島村、大分県東部振興局で構成される「東国東水産振興協議会」は、
沿岸部に暮らす漁業者等を対象に、南海トラフ地震などの災害に備えた減災意識の向上と定着を目的として、減災研修会を開催しました。
本研修会では、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの先生方を講師としてお招きし、地震発生後にどのような行動をとるべきか、日ごろの備え等について学びました。
研修は令和7年6月14日に、安岐と武蔵地区および、国東と富来地区の漁業地区単位で実施しました。なお、国見地区については6月21日に、姫島地区については令和8年2月に研修会の開催を予定しています。

【6月5日 養殖ひじきの収穫が始まりました】
国東市内3か所および別府市内1か所でヒジキの養殖を行っており、当管内は県内一の産地となっています。昨年11月に、天然ヒジキの種苗(主枝長約15cm)をロープに差し込み養殖を開始しました。
6月に入り、各地で収穫作業が本格化しています。6月5日には武蔵地区の養殖現場を訪問しました。ヒジキの茎部分は太く、主枝長は最大で1メートルを超えていました。今年の生産量は昨年の1.5~2倍程度と見込まれており、作業にあたっていた12名の漁業者も期待を込めて笑顔を見せていました。
なお、昨年度の当管内の生産量は乾燥重量で5.1トン、総生産額は957万円でした。
6月に入り、各地で収穫作業が本格化しています。6月5日には武蔵地区の養殖現場を訪問しました。ヒジキの茎部分は太く、主枝長は最大で1メートルを超えていました。今年の生産量は昨年の1.5~2倍程度と見込まれており、作業にあたっていた12名の漁業者も期待を込めて笑顔を見せていました。
なお、昨年度の当管内の生産量は乾燥重量で5.1トン、総生産額は957万円でした。

