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日本脳炎に注意しましょう!
日本脳炎とは
【感染経路】
日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介するウイルスによる感染症で、感染しているブタ等を吸血した媒介蚊がヒトを吸血することにより感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。日本では夏から秋にかけて患者が発生します。
【症状】
潜伏期は6~16日間で、感染しても日本脳炎を発病するのは100~1,000人に1人程度であり、大多数は無症状に終わります。典型的な症例では、数日間の高熱、頭痛、悪心、おう吐、めまいなどで発病します。このような症状があれば早めに医療機関を受診してください。
【予防方法】
ウイルスを持つ蚊(コガタアカイエカ)の対策と予防接種があります。
コガタアカイエカは日没後に活動が活発になるといわれています。以下の点に注意して、蚊に刺されない工夫が必要です。
(1)蚊の対策
・戸外へ出かける必要がある時は、できる限り長袖・長ズボンを身につけること
・露出している皮膚へ虫よけスプレーなどを使用すること
・蚊が屋内に侵入しないように網戸を使用し、夜間の窓や戸の開閉を少なくすること
・水たまりをなくすなど蚊の発生が起こりにくい環境づくりに心がけること。
(2)予防接種(定期接種)
日本脳炎ワクチンを接種することでリスクを75~95%軽減することができると報告されています。
日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介するウイルスによる感染症で、感染しているブタ等を吸血した媒介蚊がヒトを吸血することにより感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。日本では夏から秋にかけて患者が発生します。
【症状】
潜伏期は6~16日間で、感染しても日本脳炎を発病するのは100~1,000人に1人程度であり、大多数は無症状に終わります。典型的な症例では、数日間の高熱、頭痛、悪心、おう吐、めまいなどで発病します。このような症状があれば早めに医療機関を受診してください。
【予防方法】
ウイルスを持つ蚊(コガタアカイエカ)の対策と予防接種があります。
コガタアカイエカは日没後に活動が活発になるといわれています。以下の点に注意して、蚊に刺されない工夫が必要です。
(1)蚊の対策
・戸外へ出かける必要がある時は、できる限り長袖・長ズボンを身につけること
・露出している皮膚へ虫よけスプレーなどを使用すること
・蚊が屋内に侵入しないように網戸を使用し、夜間の窓や戸の開閉を少なくすること
・水たまりをなくすなど蚊の発生が起こりにくい環境づくりに心がけること。
(2)予防接種(定期接種)
日本脳炎ワクチンを接種することでリスクを75~95%軽減することができると報告されています。
※予防接種法に基づく日本脳炎の定期予防接種は、第1期と第2期にあわせて計4回の接種を行います。
対象者 |
回数 |
接種間隔 | |||
---|---|---|---|---|---|
第1期接種 | 第1期初回 |
生後6か月から生後90か月に至るまでの間にある者 (標準として3歳) |
2回 | 6日以上(標準的には6日から28日まで) | |
第1期追加 |
生後6か月から生後90か月に至るまでの間にある者 (標準として4歳) |
1回 | 初回接種終了から6月以上(標準的におおむね1年を経過した時期) | ||
第2期接種 | 第2期 |
9歳以上13歳未満の者 (標準として9歳) |
1回 |
大分県と全国の日本脳炎患者発生件数について
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|---|---|
大分県 |
0 |
1 | 0 | 0 | 0※2 |
全国(大分県を含む) |
5 | 3 | 5 | 6※1 | 1※3 |
※1:未確定値 ※2:2024年9月4日時点 ※3:2024年8月25日(速報値)