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リチウムイオン電池使用製品による火災にご注意ください。

印刷ページの表示 ページ番号:0002329625 更新日:2026年3月24日更新
 スマートフォン、モバイルバッテリー、ノートパソコン、電動自転車など、私たちの身の回りにはリチウムイオン電池を使用した製品が数多くあります。これらの製品は便利である一方で、誤った使用方法や不適切な処分により、発火や爆発事故につながる危険性があります。

 県民のみなさまには、リチウムイオン電池の適切な取り扱いと、万が一の火災発生時の対応についてご理解いただき、火災予防にご協力をお願いいたします。

リチウムイオン電池が使用されている製品の例

リチウムイオン電池が使用されている製品(例)

リチウムイオン電池の構造

リチウムイオン電池の構造について

 リチウムイオン電池は正極板(リチウムイオン含有遷移金属酸化物『コバルト酸リチウム 』等)と負極版(『黒鉛 』等)をセパレータで隔離するとともに、内部を引火性の有機溶媒(第4類危険物)で満たした構造となっています。

リチウムイオン電池の充放電および火災発生の仕組み

●リチウムイオン電池の充放電の仕組み

リチウムイオン電池充放電の仕組み

 上図のように正極板と負極板との間でリチウムイオン(Li+)と電子(e-)を電解液等を介してやりとりすることで充電や放電をしています。

 

●リチウムイオン電池による火災発生の仕組み

リチウムイオン電池の発火の仕組み

 

 上図のように、リチウムイオン電池が発熱や発火に至るにはいくつかの原因がありますが、原因の一つとして、外部から強い衝撃や圧力が加わることにより、セパレータが破損し、正極板と負極板が電気的につながってしまう(ショートする)ことで、異常発熱が起こり、発火に至ることがあります。

 また、高温により内部の化学反応が異常に進んでしまい、リチウムイオン電池の発熱を制御できなくなることもあります。このようなことから、一般に、リチウムイオン電池は強い衝撃、圧力や熱に弱いという性質を有します。

 

リチウムイオン電池製品による火災を防ぐためのポイント

 リチウムイオン電池使用製品の取扱いを誤ると、リチウムイオン電池の破損等により発熱・発火といった事故につながる危険性があります。
 リチウムイオン電池使用製品の使用に当たっては、発熱・発火等事故が発生する危険性を常に意識するとともに、以下のような点に注意しましょう。

・強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう

・高温になる場所では使用・保管しないようにしましょう

・充電は、安全な場所で、なるべく起きている時に行いましょう

・異常を感じたら使用を中止しましょう

・発火した時はまず安全を確保し、できれば大量の水で消火しましょう

・製品情報、リコール情報を確認しましょう

・公共交通機関では、持ち込みルールを守りましょう

万が一出火した場合の対応について

 製品が発火したなどの場合は、まずは離れるなどにより自身と周囲の人の身の安全を確保してください。火勢が収まった後など、可能であれば、小型の製品は、消火器を使う、大量の水をかける、水をためたバケツに投入するなどして被害の拡大を防ぐことが望ましいです。なお、少量の水をかける程度では、かえって火勢が増すおそれがあり危険なので、注意してください。大きな火炎により対処が困難と判断した場合は、直ちに 119 番通報してください。

消火方法

製品情報、リコール情報の確認方法について

  製品の欠陥による発熱・発火等も発生しています。製造・輸入事業者や販売事業者、型式、仕様、事業者の連絡先などが確かな製品を購入しましょう。また、モバイルバッテリーには「PSE マーク 」が付いているかも確認しましょう。購入後は、取扱説明書に沿って使用するとともに、充電器は純正品または推奨されているものを使用しましょう。

PSEマーク

出典:経済産業省ウェブサイト「電気用品安全法(モバイルバッテリーに関する FAQ」

 

※PSEマークとは

国による安全規制です。消費者の生命・身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い製品については、国の定めた技術上の基準に適合した旨のPSEマークがないと販売できません。なお、モバイルバッテリーの性能によっては PSE マークを付ける必要のないものもあります 。

詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

経済産業省 電気用品安全法のホームページ<外部リンク>

リチウムイオン電池製品を廃棄する際の注意ポイント

 近年、ごみ処理施設やごみ収集車において、リチウムイオン電池が押しつぶされたことなどにより起こる火災事故等が頻繁に発生しています。ワイヤレスイヤホンなどの小型のリチウムイオン電池使用製品であっても大きな火災に発展することがあるので、廃棄する際は、安易に他のごみに混ぜて捨てるようなことはせず、以下のような点に注意しましょう。

・リチウムイオン電池が使用されているかを確認しましょう。

・リサイクル可能なものは、リサイクルしましょう。

・市町村の定める正しい廃棄方法を確認しましょう。

・廃棄する前にはなるべく電池を使い切りましょう。

大分県内で発生したリチウムイオン電池による火災について

大分県内におけるリチウムイオン電池による火災件数製品別火災件数

 

 総務省消防庁の調査によると、令和4年1月~令和7年6月までに大分県内で発生したリチウムイオン電池等から出火した火災件数は12件で、モバイルバッテリー、スマートウォッチ、電動工具等様々な種類のリチウムイオン電池使用製品による火災が発生しているので取り扱いには注意が必要です。

 全国の火災件数についてはリチウムイオン電池等から出火した火災の調査結果の公表(令和8年1月29日 消防庁) [PDF]を参照にしてください。

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