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初任者研修に係る校内研修「提案授業(2)」@由布市立挾間小学校
11月7日(火曜日)に由布市立挾間小学校で2年生を担当する 安藤 壮志 教諭の国語の授業が行われました。
授業の単元は「せつめいのしかたに気をつけて読み、それをいかして書こう」。
導入では、馬のおもちゃの作り方について教科書の挿絵を拡大掲示したものと、安藤教諭が実際に作ってみてわざと失敗したおもちゃの写真を掲示して見比べることにより、「せつ明書には何が書かれていると分かりやすいだろうか」という課題について子どもたちが考えていく、という授業展開でした。
「ロイロノート」を活用し、教科書の本文を資料として準備しておくことで、子どもたちは端末上で「説明するために大事だと思う文」に自分で線を引いていきました。
それぞれが自分の考えをもてたところで、グループでその考えを出し合い、グループごとに考えをまとめていきます。そして、学級全体でグループごとの意見交流へと進み、本時の課題解決に向かっていっていました。
授業中は常に子どもたち一人一人に対する目配り・気配りを欠かさず、穏やかであたたかい表情や話し方で、1時間の授業の中でもたくさんの笑顔や褒め言葉を子どもに投げかけていた安藤教諭。
28名の2年生が楽しく元気よく、そして一生懸命に授業に向き合えるのも、安藤教諭の細やかな授業準備はもちろん、安心して過ごせる教室をつくりあげている日頃からの学級経営あってのものだと感じました。