特集1 災害から生命と財産を守るために

特集2 地域のみんなで支える子育て

特集3 おおいたをおいしく食べる・おいしく育てる

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豊の国の食彩
園田さんの写真
岡本妙子さん(豊後高田市)
 「白ネギというと鍋物のイメージですが、豊後高田は西日本有数の白ネギ産地。白ネギを使ったアイデア料理を考案しようと、地域全体で取り組んでいます」と語る岡本さん。工夫の甲斐あって、「白ネギと合いがも肉の炒めもの」が地域食材食卓づくりコンクール地域食材の部で優良賞を受賞しました。料理のポイントは肉に下味をしっかりつけ、かたくり粉をまぶして両面をよく焼くこと。「ネギは細めの方が食べやすいでしょう。50gほどの落花生を一晩水につけてから皮をむいて油で揚げ、最後に加えてもおいしいですよ」
 小学校5年生、1年生のお孫さんとネギギョーザを作って楽しむ岡本さん。地元の食材が家族の団らんを彩っているようです。

 

料理の写真

白ネギと合いがも肉の
炒めもの
材料(4人分)
  白ネギ…中4〜5本
合いがも肉…200g

調味料
  酒…大さじ1
  しょうゆ…大さじ1
  だしの素・砂糖…少々

かたくり粉・油・塩・こしょう
           …適宜


作り方
  (1) 白ネギは3cmの長さに切る。肉は一口大にそぎ切りにし、調味料に漬け込む。
(2) 味がなじんだころかたくり粉を入れてまぶす。
(3) 肉を炒め、火が通ったら皿に取る。
(4) 白ネギに塩・こしょうしてからしんなりするまで炒め、その中に炒めた肉を入れ味を調える。
(5) 白ネギ1本を白髪ネギにして、上に飾る。

 


大分っ子フレンドリーサポートセンターをご紹介します。非行やいじめの問題は気軽に、早めにご相談を。
写真
浜田 志名子
(大分市)

 自分の子どもが生まれてから、外で遊ぶ子どもの数が気になるようになりました。近くの公園に出かけても、子どもたちの姿を目にすることが少ないのです。「少子化」という言葉は本当だなあ、と感じるのですが、大勢の友達の中で育った私たちと今の子どもたち、どこか違うところがあるのでしょうか。
  「最近の子どもは、順調な時はいいけれど、壁にぶつかるととても弱いですね。仲良しグループを作ると、そこからはじき出されないように気を使う。プールの中にグループというボートを浮かべている感じです。ボートの中の密接な人間関係からはじき出されて、プールでおぼれてしまわないように必死なんです」非行やいじめについての相談に応じる、大分っ子フレンドリーサポートセンターの本部サポートセンター長、佐藤さんの話です。
  サポートセンターでは佐藤センター長のような少年補導職員や女性警察官が助言や支援を行っています。専門的知識を有する医師や大学教授もアドバイザーとなっており、15年中の相談件数は536件。一回の電話で片づく問題は少なく、解決するまで家庭や学校に出向くなど、継続的なサポートが必要な事例が多いそうです。そして何より、非行問題は、早い時期の対応が必要だと言います。
  「家庭や学校、地域の子どもたちについて気になることがあれば、早めに、お気軽に相談してください」佐藤センター長からのメッセージです。気になることがあったら一人で悩まずに、サポートセンターに相談してみてください。温かな助言と確かなサポートが得られると思います。

センターの写真
本部サポートセンター
大分っ子フレンドリーサポートセンター
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本部
  大分市大手町3-1-1
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  *県北・県西センター以外の地域を担当
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  中津市中央町1-2-10
  TEL 0979-24-3741
  *中津・宇佐・高田署管内を担当
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  *日田・玖珠署管内を担当

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