「違い」は、力になる

　2006ドイツワールドカップサッカー予選やＪリーグ・大分トリニータの試合の観戦と、ここ大分でも「サッカー大好き」という人たちが増えてきました。
　かつて、サッカーの国際試合では、民族・宗教の違いなどから激しい対立が起こったことがありました。しかし、サッカーは世界中で親しまれているスポーツです。人種や民族、文化や宗教が異なる選手たちが一緒に活躍するクラブチームもたくさんあります。
〜「世界」というフィールドで「違い」は、力になる。〜
　人権教育啓発推進センターが、プロサッカーのアン・ジョンファン選手を起用したポスターで使っているコピーです。同じフィールドの上で、違いを認めあい、個性を尊重しあえば、それが大きな力になると訴えています。
　個性的で独創性に富んだプレー、そして、選手同士の信頼関係とコミュニケーションの努力に基づくチームプレーは、私たちに国や民族、文化の異なる人々が相互の立場を尊重し理解し合うことの大切さを気付かせてくれます。