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おおいたの人権くん

みんなちがって、みんないい

  最近、人権講演会などで立て続けに童謡詩人金子みすヾの「私と小鳥と鈴と」を見聞きする機会がありました。金子みすヾは、現在の山口県長門市で生まれ、26歳の若さで亡くなった童謡詩人ですが、その詩の優しさに心ひかれる人が増えています。
「私と小鳥と鈴と」
 私が両手をひろげても/お空はちっとも飛べないが/飛べる小鳥は私のように、地面(じべた)を速くは走れない/私がからだをゆすっても/きれいな音は出ないけど/あの鳴る鈴は私のように/たくさんな唄は知らないよ/鈴と、小鳥と、それから私/みんなちがって、みんないい。
「金子みすゞ童謡全集」(JULA出版局)
 最近、イジメを原因とする子どもの自殺が相次いでいます。自殺しか選択できなかった子どもたちの気持ちや残されたご遺族の気持ちを思うとき、辛く悲しい思いが募ります。イジメの原因にはいろいろありますが、ちょっとした「ちがい」をからかいの対象として始まり、だんだんエスカレートしていく場合もあると聞きます。
 また、「ちがい」が差別の原因になることもあります。「ちがい」には、性や皮膚の色、思想・信条、文化・慣習などさまざまなものがあります。わたしたちの社会は、個性あふれる人たちで構成されており、多くの「ちがい」があることを、お互い認め合うことが大切です。
 みんなが「ちがい」、多様性を認め合うことでイジメや差別がなくなれば、悲しい思いをする人もいなくなります。「みんなちがって、みんないい」、そのような社会をつくっていきたいものです。



とよの国の食彩 ブリの「ひゅうが丼」 津久見市 
みかんとセメントのまち津久見市は、美しいリアス式海岸に恵まれた海の幸の宝庫でもあります。マグロやブリの「ひゅうが丼」はこの地域の郷土料理。あつあつのごはんに、新鮮なブリの切り身をたっぷりのせていただけば、日本人としての幸せが実感できます。
材料
ブリ、ごはん、ごま、しょう油、砂糖、日本酒、ネギ、しょうが、わさび
作り方
(1) ブリを食べやすい大きさに切る。
(2) しょう油にわさびを溶かして、軽くブリとからめる。
(3) ごま、しょう油、砂糖、酒(アルコールを飛ばしたもの)で好みのタレをつくる。
(4) 器にごはんを盛り、タレをかけ、ブリをのせる。
(5) お好みでネギ、しょうがを添える。
マグロでつくる場合は、(2)の行程を省き、(3)のタレにマグロをからめてごはんにのせる。
ブリの「ひゅうが丼」の写真
「 う み え ー る つ く み ん ち 」 に 出 か け よ う !
どんなもんだい うみえーる つくみんち
「うみえーる つくみんち」の地図

 今回、ブリの「ひゅうが丼」をつくってくれたのは、「うみえーるつくみんち」2階のレストラン「汐の音」です。ここでは、「ひゅうが丼」のほか、各種マグロ料理や新鮮な魚料理、なべものなどが味わえます。レストランからは、コバルトブルーの津久見湾が一望でき、海を眺めながらの食事は格別です。
  「うみえーる」の1階では、冷凍マグロやブリ、加工品などの海産物や津久見みかん、野菜などの農産物を販売しています。
 新鮮な魚料理を堪能して、津久見の海の幸、山の幸をお買いもの。今度の休日、津久見方面にでかけませんか?


お問い合わせ先
「うみえーる つくみんち」
1階物産館 TEL:0972-85-0001
2階レストラン汐の音 TEL:0972-85-0008



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