足利 |
大分の人は、昔から海や山などの自然から恵みをもらい、そのかわり、自然を守り育ててきたと思います。でも、最近そのバランスが崩れてきたように感じます。もう少し自然と私たちの暮らしとが仲良くできるように、私たちができることを考え、取り組みたいと思っています。 |
広瀬 |
山を守り、川をきれいに保ち、海岸線を大事にすること―それが自分のためだけではなく、相手のためでもあるということを考えてほしいですね。
「ごみゼロおおいた作戦」では、いろいろなグループが交流していますから、広がりができるきっかけになると期待しています。 |
森 |
農村青年連絡協議会は昨年、創立50周年を迎えましたが、県の農業普及指導員も一緒になって、この会を盛り上げてくれています。普及指導員からの情報提供や指導など、後継者にとっては、本当に助かります。
来年度、県の振興局は12から6に減るようですが、20年後、30年後の農業を支える後継者が、やりがいを感じて農業ができるように、生産者と消費者と行政とが連携して農業を盛り上げてほしいですね。 |
広瀬 |
振興局の配置や普及の制度は変わりますが、大分県も交通網が整備され、交通アクセスもずいぶん改善されてきました。皆さんからこんなに頼りにされている普及指導員ですから、もっと現場に出かけて相談や指導、情報提供など、より充実した体制にして、皆さんと一緒に頑張ってもらいたいと思っています。
何より大事なのは、担い手の育成です。そのために、全国に通用する「The・おおいた」ブランドをつくり、知恵を出し、汗をかいて儲かる農林水産業の実現に努めています。
今度東京に出店する大分県のフラッグショップでも、県産品をどんどん売り出しますので、ぜひ、皆さんにもご覧になっていただきたいと思います。 |
横本 |
大分のまちづくりや県づくりに、学生のパワーをもっと発揮できる場をつくってほしいです。世界観光学生サミットに携わって感じたんですが、学生は、アイデアも豊富ですし、実行力や行動力もありますから。 |
広瀬 |
別府の国際通りへの取り組みなど、学生のパワーは本当にすごいですね。いろんな形で生かしてもらいたいし、皆さんに「大分はよかった、別府はよかった」と思ってもらうことが、将来の交流拠点として大分県の発展にもつながりますね。 |
鈴木 |
皆さんからいろんなお話がありました。知事、今年はどんな1年にしていきますか。 |