海の幸はもとより、石仏、進水式、朝市などの地域資源に恵まれた日豊海岸。そんな豊かな資源を生かさない手はないと、佐伯市、臼杵市、津久見市は連携して昨年度「日豊海岸ツーリズムパワーアップ協議会」を立ち上げ、観光振興に取り組んでいます。
その第1弾の取り組みが、「ぶんご丼海道」。3市47店が参加して、おなじみの海鮮丼から猪肉や鹿肉を使った珍しいものまで、バリエーション豊かな丼がそろいました。
取材させていただいたのは、佐伯市の郷土料理「あつめし」。農林水産省の「農村漁村の郷土料理百選」人気投票で全国6位になった逸品です。今回訪れた「鶴見食賓館」の丼は、タレに漬け込んだブリの刺身が「これでもか」とのった自慢の品。ブリは弾力があって食べ応え抜群、しょうゆベースの甘口ダレとあつあつごはんの相性が最高!
「リピーターの方もたくさんいらっしゃるんです。帰りにあつめしのパックやタレを買われるお客様も多いんですよ」とおっしゃるのは店員の大津加さん。
高速道路が佐伯まで開通して、より身近になった日豊海岸。「丼海道が始まって、地元の私たちも『こんなにいろんな食があったのか』と驚いているんです。これからも多くの方に安全・安心でおいしい地元の食を知っていただきたいですね」と大津加さん。
スタンプラリーも実施中ですので、ぜひ絶品丼の数々を食べに訪れてみませんか? |