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知事通信「認知症本人大使『希望大使』にかかる知事表敬について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002240722 更新日:2024年2月26日更新

令和6年2月22日 

 県民に広く認知症への関心と理解を深めるための活動を行う認知症の方ご本人を、県は「大分県希望大使」に任命しています。「大分県希望大使」の戸上(とうえ)守さんが、1月21日に国の認知症本人大使「希望大使」に任命されたことに伴い、県庁を訪れ、知事を表敬しました。

 国の「希望大使」の任期は2年で、今回戸上さんを含む2名が新たに任命され、再任者5名と併せ、7名が国の行う認知症の普及啓発活動に携わっています。

 戸上さんは、「認知症になり、仕事を辞めて7年が経ちます。私自身デイサービスに通い、人と話し、農作業やソフトボール、魚釣りに取り組むことにより、心も身体も元気になりました。認知症の人が対話をすることは重要ですが、県内には若年性認知症の方も通えるデイサービスは少なく、今後増えていくと良いと思います。この度、国の希望大使に委嘱していただき、大使として、認知症当事者が直接話をすることで気持ちが楽になれるような場づくりに取り組みたいです。歳をとれば、誰でも認知症になる(可能性はある)ので、若いうちから少しでも認知症を理解してもらい、認知症の方もそうでない方も地域で安心して暮らしていけるような社会になって欲しいです」と、大使就任の意気込みを語りました。

 佐藤知事は、「これまでの活動ありがとうございます。戸上さんが寄り添った支援をして下さったおかげで、救われた方が多かったのではないかと思います。これからは、全国的、国際的な場でお仕事をされ、より多くの方々に希望を与え、役に立たれると思います。どうぞ健康に留意され、ご活躍をお祈りします」と、今後の活動にエールを送りました。

 しゅうごうしゃしん