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令和7年8月20日 鹿児島県の屋久島で実施した「次代の森林(もり)づくり活動リーダー育成研修」に参加した「みどりの少年団」の代表ら関係者が県庁を訪れ、知事に活動報告をしました。 「次代の森林づくり活動リーダー育成研修」は、「みどりの少年団」団員を対象とした2泊3日の宿泊研修で、自然の大切さや自然と人との関わりを学ぶとともに、団体生活を通して規律ある行動の重要性を学び、リーダーシップを養うことを目的としています。 大分県みどりの少年団育成連絡協議会 会長の田邉(たなべ)勇(いさむ)さんは、「世界自然遺産に登録された屋久島において、8月3日~5日の3日間、8団体 団員27名、指導者等6名の計33名で研修を実施し、全員怪我や病気をすることもなく、無事に帰ってきました。こども達は規律ある行動で森林散策などの体験を通し、リーダーとしての気質が向上し、それが今後に生かされていくと思います」と、概要を説明しました。 その後、みどりの少年団員の代表7名が各々研修の報告を行い、「屋久島で驚いたことは、降水量が大分県の10倍もあることや、岩の島といわれ、岩の上に樹が生えていると聞いたことです」、「山から出る水がとてもきれいで冷たくて、飲んでみたらとても美味しかったです」など研修を終えての感想や、「ごみのポイ捨てをしないなど、自分にできることで自然を守りたいと思いました」、「研修で学んだ多くのことを忘れずに、これからの生活に生かしていきたいです」という決意表明の言葉がありました。 佐藤知事は、「楽しい報告をしていただき、ありがとうございました。屋久島で動植物に触れ、カヤックなどの体験をする中で、自然の大切さについて学ぶとともに、友達との絆も深まったのではないでしょうか。この経験を今後の緑の活動に生かしていってください」と、今後の活動に期待感を表しました。
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