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令和7年9月26日 ベトナム社会主義共和国 国家副議長ら関係者が、大分県との友好・協力関係の強化および県内在住ベトナム人への支援等に関する意見交換のため県庁を訪れ、知事を表敬しました。 一行は、ベトナム社会主義共和国の建国80周年および在福岡総領事館樹立15周年レセプションに出席するため、来日しました。 佐藤知事は、「大分県には約21,000人の外国人の方がいらっしゃいますが、その中でベトナム人は約3,700人と最も多くを占め、地域にとって欠かすことのできない存在です。ベトナムから来られた方々を大切な県民と考え、安心して勉強や仕事ができるよう、環境づくりに努めていきたいと思っています」と、友好関係の深化に意欲を表しました。 国会副議長のチャン・クアン・フォン(Tran Quang Phuong)さんは、「日本とベトナムは高い政治的信頼関係を基盤に、各分野で包括的に発展しています。日本は重要な経済的パートナーであり、誠実で信頼できる友人です。在日ベトナム人は、両国の架け橋となっていると確信しています。ベトナムは2045年までに、『高所得国』・『先進国』となることを国家ビジョンとして掲げており、その実現のため、法整備や人材育成、再生可能エネルギーなどの分野で改善に取り組んでいます。また、日本とベトナムの自治体間においての協力関係を重要視しています。今後も、大分で活躍するベトナム人へのご配慮をいただきますようお願いします」と、両国関係のさらなる発展に期待感を示しました。
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