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利用者に分かりやすい温泉表示の推進について

印刷用ページを表示する掲載日:2010年3月31日更新

利用者に分かりやすい温泉表示とは

1 温泉法施行規則によって定められている表示内容をできるだけ分かりやすく表示する

  平成17年5月24日に施行された新しい温泉法施行規則では、従来の表示項目に加えて、加温、加水、循環、薬品使用の4項目が新たに表示項目として義務づけられました。

温泉法施行規則による温泉表示の規定について

 温泉法施行規則 [PDFファイル/50KB]

利用者が求めている温泉表示の内容について

 利用者が求める温泉表示の一例としてアンケート調査結果を紹介します。

インターネット、ハガキという媒体の違いによって、回答者の年齢構成に違いが見られたが、温泉の表示項目として望んでいる項目の上位4つはいずれの媒体でも同じで下記のとおりであった。
   ・かけ流し、循環の状況
   ・浴槽内の温泉成分
   ・効能
   ・お湯の特徴(つるつる感など)
 ※詳細は調査報告書(抜粋) [PDFファイル/469KB]をご覧ください。

2 利用者が求めている情報について、法律による定めの有無によらず積極的に表示する

 上記[1]の温泉法施行規則には定められていない「お湯の感覚評価」、「加水割合」などについて、積極的に情報提供していこうとする試みが始まっています。
 ここでは、別府市の「別府八湯温泉品質保証協会」が取り組んでいる「温泉カルテ」についてご紹介します。

温泉カルテ温泉カルテ
(別府市の関係者が取り組んでいる温泉カルテ)

☆温泉カルテとは?
 別府八湯温泉品質保証協会が作成し、(社)別府市観光協会が認証した温泉に関する情報を表示したパネルで、温泉法施行規則で定められた情報はもちろんのこと、その他利用者が感心を寄せる多くの情報がグラフなどを用いて分かりやすく表示されています。
 最も特徴的な表示内容は、温泉の感覚的(つるつる感やにおいなど)な特徴を表示していることと、浴槽内の温泉の成分を分析していることです(従来は便宜上温泉が地表にわき出たところで分析したものを使用していた)。
 温泉に入浴した際の感覚には個人差がありますが、入湯経験豊富な「温泉Gメン」が評価にあたっています。
☆どこに行けば見ることができるの?
 別府市内で温泉を提供している旅館、ホテル、入浴施設のうち、27施設で掲示しています(平成18年2月現在)。今後も増加していく見込みです。
 
 問合せ先:別府八湯温泉品質保証協会(別府市旅館ホテル組合連合会内) Tel 0977-22-0401

☆温泉カルテの表示内容は?
 下記の別表をご覧ください。

(別表)温泉カルテの表示項目(アンダーラインをクリックすると拡大画像にジャンプします) 
温泉の利用情報 温泉水の循環の有無
加温の有無
加水の有無
加水の程度
入浴剤、殺菌剤の有無
源泉所有者
飲泉許可の有無 
お湯の感覚評価  
浴槽内、源泉の温泉分析情報 浴槽容量及び温泉投入量
浴槽までの距離
浴槽湯の交換頻度
レジオネラ菌の分析結果
源泉のゆう出量
温度
源泉の分析結果に基づく表示(泉質名、全泉質中の位置づけ、温泉の主要成分、温泉の主要成分などのグラフ表示) 
多様なデータの視覚的表示 全泉質11種中の位置づけ(源泉、浴槽とも)※画像は浴槽のデータ
温泉の主要分析データのグラフ(源泉、浴槽とも)※画像は浴槽のデータ 
その他  禁忌症、適応症、浴用上の注意事項など
 

 分かりやすい温泉表示の推進

 1 おおいた温泉表示検討懇話会との連携

  平成16年度に全国的に問題となった温泉の偽装表示を契機に、県内の関係者や有識者が参画して県内の温泉表示をより分かりやすくするための取り組みをはじめています。

おおいた温泉表示検討懇話会

☆大分温泉表示検討懇話会の活動目的
 最近温泉に入浴剤を用いて着色したり、偽った表示をするなどの行為が各地で相次ぎ、温泉に関する情報を利用者に的確に伝えるための制度が確立していないとする指摘がなされている。
 これら一連のいわゆる「温泉騒動」をきっかけとして、国において法制度の改正に向けた取り組みが始められている。また、各温泉観光地においても、利用者のニーズに応じた表示を行うことで、今後一層激化することが予想される温泉地間の競争を有利に展開しようとする動きが始められつつある。
 本県では、温泉は最も重要な観光資源のひとつであり、温泉地の集客力の維持、向上は観光振興上重要な課題である。
 そこで、県内の温泉、観光関係者で構成する「おおいた温泉表示検討懇話会」(以下、「懇話会」という。)を設立し、温泉の表示に関する問題点の把握や、利用客が必要とする情報を的確に伝えることができる表示制度を確立するための検討を行うこととする。
☆懇話会の位置づけ
・懇話会は県内の温泉関係者、観光関係者から成る任意団体とし、おおいた観光・地域づくりネットワークが中心となって設置。
・懇話会は表示方法及び認証手法の決定を目標とする。懇話会によって確立された表示方法、認証手法については、別途設置される認証機関が引き継ぎ、認証業務を行うことを想定。

おおいた温泉表示検討懇話会委員
別府市旅館ホテル組合連合会会長西田 友行
別府市役所温泉課課長遠島 孜
長湯温泉旅館組合組合長首藤 文彦
由布院温泉旅館組合組合長中谷 次郎
湯の平温泉旅館組合組合長高橋 悦夫
九重旅館組合組合長甲斐 良治
宝泉寺温泉旅館組合組合長後藤 征支郎
玖珠町観光温泉施設協議会組合長石井 隆夫
天瀬温泉旅館組合 組合長高瀬 邦寛
日田温泉旅館組合組合長諫山 吉晴
大分県公衆浴場業生活衛生同業組合組合長宮崎 奉治
おおいた観光・地域づくりネットワーク(京都大学名誉教授)運営委員由佐 悠紀
独立行政法人国立病院機構別府医療センター リウマチ・膠原病センター部長安田 正之
おおいた観光・地域づくりネットワーク(由布院 玉の湯会長 )運営委員溝口 薫平
おおいた観光・地域づくりネットワーク(ホテルニューツルタ 代表取締役社長 ) 運営委員鶴田 浩一郎
おおいた観光・地域づくりネットワーク(大分県議会議員) 運営委員首藤 勝次
おおいた観光・地域づくりネットワーク(ジェイティービー大分支店 支店長)運営委員小俣 郁雄
おおいた観光・地域づくりネットワーク(おおいたインフォメーションハウス編集担当プロデューサー) 運営委員宮崎 和恵
(社)大分県観光協会専務理事笹森 敏雄
大分県産業科学技術センター主任研究員斉藤 雅樹
大分県食品安全衛生課課長上野 正利
大分県県民生活・男女共同参画課課長宮成 公則
事務局
大分県観光・地域振興局局長楢本 譲司
大分県観光・地域振興局観光交流監西野 智行
大分県観光・地域振興局景観自然監汐月 俊昭
大分県観光・地域振興局主幹佐伯 久
大分県観光・地域振興局主査黒野 真伸

 

 

2 関係者及び利用者への意識啓発

(1)「湯の国おおいた 利用者にやさしい温泉宣言」の開催(平成17年5月24日)

 温泉の偽装表示を防止するため国が温泉法施行規則を改正しました。その施行日に併せて利用者や関係者に温泉表示に対する認識を深めてもらうとともに、大分県の安全、安心な温泉地づくりの取り組みをアピールする大会を開催しました。

のれん会場

開催趣旨
 温泉の偽装表示が問題となり、利用者の温泉に対する不信感の払拭が緊急の課題となっていることから、県内の温泉関係者らが「おおいた温泉表示検討懇話会」を立ち上げ、より利用者が分かりやすい表示の内容について検討を行っているところである。
 このような、誰もが安心して入れる温泉地「湯の国おおいた」の確立に向けた取り組みを、県内関係者が一体となって進めることはもとより、積極的に情報発信していくことによって国内最大級の温泉地としてのブランド力を高めていくことが必要である。
 そこで、これら新たな取り組みを広く全国に周知するため、県内外の温泉利用者やマスコミ関係者等を交えて「湯の国おおいた 利用者にやさしい温泉宣言」を開催することとする。
 
開催概要
(アンダーラインをクリックすると詳しい内容が表示されます

1 開催日時 平成17年5月24日

2 開催場所 別府アリーナ

3 参加者数 約400名(県外からモニターツアー客111名を含む)

4 大会プログラム
  ※それぞれの内容についてはアンダーライン部分をクリックしてください。

・開会式(13時30分~13時45分)
   主催者挨拶 大分県知事 広瀬勝貞
   来賓挨拶   別府市長  浜田 博 
                     (来賓) 別府市長 浜田 博 
                 (社)ツーリズムおおいた会長 桑野和泉
                 観光カリスマ(県議会議員) 首藤勝次

基調講演 [PDFファイル/210KB](13時45分~14時15分)
   演題 「温泉の観察と表示の関係」
       講 師  郡 司  勇(ぐんじ いさむ)
        ※「テレビチャンピオン温泉通選手権」3連覇を果たした温泉通
                 
          「一湯入魂温泉」他 著書多数

基調報告 [PDFファイル/111KB](14時15分~14時30分)
     別府における新たな温泉表示「温泉カルテ」について
       報告者 齊 藤 雅 樹
                別府八湯温泉品質保証協会 役員 大分県産業科学技術センター

パネルディスカッション [PDFファイル/347KB](14時30分~15時30分)
   テーマ:これからの温泉地に求められるもの
   <出席者>
パネリスト紹介 [PDFファイル/170KB]
    札幌国際大学観光学部  教授              松田  忠徳 氏
     JTB九州営業本部     チームマネージャー  熊野  潤一  氏
    黒川温泉「山の宿 新明館」代表取締役          後藤  哲也  氏 
    別府温泉「ホテルニューツルタ」   代表取締役社長   鶴田 浩一郎 氏
    基調講演講師                温泉研究家         郡司  勇    氏

・閉 会

先進的な取り組みへの助成

 利用者に分かりやすい温泉表示の先駆的な取り組みである「温泉カルテ」に対して経費の助成を行いました。


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