
衛藤孝代学院長
(大分市・田北料理学院)
大分ならではの冬(どんこ)の香りと食感が丸ごと味わえる「滷冬(るうどんこ)」。「滷(るう)」とは中華料理の調理法でよく煮るという意味です。付け合わせに野菜をたっぷり使い、サラダのような感覚で味わえます。
料理を作った田北料理学院の衛藤学院長によると「冬(どんこ)は肉厚のものを選ぶこと、低温でゆっくりもどすことがポイントです。香りが抜けないし、味が中までしみ通り、シャキシャキした食感が楽しめます。また、もどす前に3時間ほど天日乾燥すると、油との相性がいいビタミンDが増えますよ」とのこと。管理栄養士でもある衛藤学院長が考案した「滷冬(るうどんこ)」で、大分産のシイタケを堪能してみませんか。 |
|
材料(4人分)
|
冬磨iどんこ)・・・12〜16枚
オリーブオイル・・・大さじ3
シイタケのもどし汁・・・1・1/2カップ
砂糖・しょうゆ・・・各大さじ1
トウガラシ・
オイスターソース・・・少々
セロリ・・・1本
赤タマネギ・・・1個 |
作り方
|
(1) |
冬(どんこ)は冷蔵庫で一晩(最低6時間程度)ゆっくりもどす。 |
(2) |
鍋にオリーブオイルを入れ、軽く水気を切った冬(どんこ)を中火で炒める(表面に軽く切れ目を入れてもよい)。 |
(3) |
(2)の油を捨て、もどし汁を加え、再びゆっくり煮込む。 |
(4) |
あく取りをしながら煮汁が1/3くらいになったら、砂糖・しょうゆ・トウガラシを入れる。 |
(5) |
煮汁がなくなる直前にオイスターソースをふり、風味をつける。 |
(6) |
せん切りにした野菜を皿に添え、冬(どんこ)を盛る。
(写真はいろどりにユズと香草のチャービルも添え、ゴマをふっています。) |
|