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今年度、大分県企業局工業用水道事業では、埋設管路の補修工事を実施しております。
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立坑部 |
当施設は、向原地区の通称「40メートル道路」のグリーンベルト内に位置しており、施設名称は「主配水管日岡三佐線」です。
施設概要
主配水管日岡三佐線は、昭和43年から48年にかけて実施された大分工業用水道第2期事業により設置された埋設管路で、内径1,100mmの鋼管が使用されています。
過去の経緯
平成29年度に地上から埋設管の塗覆装状況を調査したところ、塗覆装の損傷が確認されました。
補修工事
これを受けて、令和2年から4年度にかけて約600mの区間を対象に補修工事を実施しました。今回は約300mが補修対象で、工法は「パイプインパイプ工法」です。
パイプインパイプ工法とは
老朽化した既設管内に、より小口径の新設管を挿入し、更新する非開削の管路更新工法です。この工法により、開削部分を最小限の立坑に留め、交通渋滞や周辺環境への影響を抑えつつ、比較的短い工期で経済的に管路を更新できます。

今後も適切な維持管理を行い、安定した運用が続けられるよう努めてまいります。